國務院は20日、広東省、天津市、福建省の自由貿(mào)易試験區(qū)の総合プランと上海自由貿(mào)易試験區(qū)のさらなる開放深化についてのプランを通達するとともに、自由貿(mào)易試験區(qū)のネガティブリストおよび外資系企業(yè)による投資をめぐる國の安全審査の試行方法を通達した。「経済參考報」が伝えた。

広東、天津、福建の3カ所で21日午前に自由貿(mào)易試験區(qū)が統(tǒng)一的に発足し、記者発表會と政策説明會が行われ、各方面に対して関連政策の解説と紹介が行われる予定。上海では発足式典はないが、結集大會が行われる見込みだ。

おおまかな統(tǒng)計によると、4大自由貿(mào)易試験區(qū)のプランには改革?革新の任務71件が盛り込まれ、このうち上海が25件、天津が16件、福建が1件、広東が14件を擔當する。これを土臺としてさまざまな細分化された任務をうち出していく。

総合プランをみると、上海自由貿(mào)易試験區(qū)1カ所だった時に比べ、4つの自由貿(mào)易試験區(qū)が出そろうことで、多くのメカニズム?體制の刷新措置が新たに打ち出されるようになることがわかる。

商務部（商務?。─瓮跏芪牟块L補佐は、「新たに発表されたネガティブリストには特別管理措置が122項目あり、上海自由貿(mào)易試験區(qū)の既存の139項目や第1次ネガティブリストの190項目を明らかに下回る。國內(nèi)で一般的に適用されている2015年版の外資系企業(yè)投資産業(yè)指導リストと比較すると、自由貿(mào)易試験區(qū)のネガティブリストでは18分野で制限が取り消し、または緩和されている。全體として言えることは、開放レベルが大いに上がったということだ」と述べた。

同部國際貿(mào)易経済協(xié)力研究院の霍建國研究員は、「新しいネガティブリストをみると、製造業(yè)とサービス業(yè)にはいずれも新たに開放される內(nèi)容がある。自由貿(mào)易試験區(qū)內(nèi)では、金融業(yè)の開放は相対的に慎重に行われるが、一般の製造業(yè)は基本的にすべて開放された。これから製造業(yè)とサービス業(yè)への外資の參入が目立って増加することが予想される」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年4月21日