韓國?聯(lián)合ニュースの28日付報道によると、韓中両國は29日から上海で海洋境界確定交渉の準(zhǔn)備會議を開始した。初の準(zhǔn)備會議であり、29日に具體的結(jié)果を得ることは難しい見通しだ。海洋境界確定問題の性質(zhì)と中韓両國の意見の溝から見て、具體的成果を得るのは容易ではない。現(xiàn)在、韓國側(cè)は両國海岸からの「中間線」を境界とする「等距離」原則を堅持し、中國側(cè)は海岸線の長さに比例する「等比例」原則を堅持している。環(huán)球時報が伝えた。

　報道によると、韓國外交通商省國際法律局長、中國外交部（外務(wù)?。﹪?海洋事務(wù)局長ら局長級幹部が會議に出席する。雙方は會議で正式な交渉の進め方などについて意見交換すると同時に、交渉代表のレベルや今後の交渉日程について話し合う。聯(lián)合ニュースによると、中國外交部は2009年に周辺國との陸上?海洋境界問題解決のために「國境?海洋事務(wù)局」を設(shè)けたが、韓國との海洋境界交渉の平常的な実施は実現(xiàn)していない。韓國政府內(nèi)には、これまで中國は南中國海や東中國海の釣魚島（日本名?尖閣諸島）の問題を優(yōu)先的な処理対象としていたため、韓國との海洋境界畫定交渉には消極的だったとの認識がある。昨年の韓中首脳會談で雙方は交渉開始で合意したが、中國政府の扱い方には黃海問題と南中國海問題、釣魚島問題で違いがあり、利害関係の比較的大きな南中國海問題、釣魚島問題では強硬姿勢だが、比較的平穏な黃海問題では「平和的手段」を取っている。

　韓國日報によると、今回の海洋境界確定交渉を契機に、中國漁船の不法操業(yè)を含め、韓中の対立が激しい排他的経済水域（EEZ）確定問題は正式な解決段階に入る。昨年7月の韓中首脳會談で、雙方は海洋境界畫定交渉の開始で合意した?，F(xiàn)在両國のEEZは一部重なり合っている。この問題を解決するため、両國は1996年からほぼ毎年境界畫定交渉を重ね、昨年までに14回行ったが、進展は得られていない。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年1月29日