アディダス、コーチ、ユニクロなど世界的な有名ブランドのサプライヤーである香港聯(lián)泰控股有限公司は、このほど業(yè)績(jī)予想を発表した。同社の昨年12月31日までの年間純利益は前年比55?65％減となる見通しだ。その原因としては、衣料品と靴の受注量が激減し、米國(guó)西海岸の港灣で労使紛爭(zhēng)が生じ交付が遅れたことが挙げられる。北京商報(bào)が伝えた。

同社は昨年、アパレル事業(yè)の最大の取引先である2社のうち1社がサプライヤーを変更し、歐州の取引先1社が破産したことにより、1200?1400萬(wàn)ドルの損失を被った。また靴類の最大の取引先がサプライヤー統(tǒng)合戦略を?qū)g施し、その影響により300?400萬(wàn)ドルの損失が生じた。さらに米國(guó)西海岸の労働者と雇用主の労使紛爭(zhēng)により貨物の交付が遅れ、同社の人件費(fèi)、輸送費(fèi)、米國(guó)の取引先に支払う違約金が増加した。

同社はこうした「國(guó)外の問題」の他に、「國(guó)內(nèi)の問題」からも影響を受けている。同社の傘下企業(yè)であり、世界最大の運(yùn)動(dòng)用品ブランドのナイキやアディダスなどの取引先を持つ、裕元工業(yè)（集団）控股有限公司が東莞市に構(gòu)える靴工場(chǎng)で昨年4月、労働者に十分な社會(huì)保障費(fèi)と住宅積立金を支払っていなかった問題が発覚し、アディダスから取引を停止された。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年2月5日