大型バスが傾斜角度計(jì)測(cè)器にのせられ、20度、30度、40度と傾斜させられた。48.2度に達(dá)すると、バスは約1メートルの深さの穴に落ちた。驚くべきことに、車(chē)體には大きな損傷も変化も見(jiàn)られなかった。これは煙臺(tái)鼎立自動(dòng)車(chē)部品有限公司が獨(dú)自に開(kāi)発した、中國(guó)初の炭素繊維複合材料を採(cǎi)用した車(chē)體で、國(guó)家自動(dòng)車(chē)技術(shù)検査測(cè)定センターの検査?測(cè)定にかけられている。車(chē)體の強(qiáng)度は國(guó)家検査測(cè)定基準(zhǔn)を完全に満たし、基準(zhǔn)を上回るほどだ??萍既?qǐng)?bào)が伝えた。
一般的な鋼材と比べ、炭素繊維の重量はわずか4分の1だ。軽量?低燃費(fèi)は、炭素繊維複合材料を使用した車(chē)體の最も大きな特徴だ。同社の孟慶波総経理(社長(zhǎng))は、「この車(chē)體は一般的な鋼材を使用して製造した伝統(tǒng)的な大型バスと比べ、重量が40?60%減少した。そのため同じ量のガソリンもしくは電気を使った場(chǎng)合でも、このバスの走行距離は150キロ延長(zhǎng)され、大きな経済的効果がある。また炭素繊維を採(cǎi)用した車(chē)體は一度で一定の形になり、部品の構(gòu)造間の溶接を大幅に減らすことができ、車(chē)全體の操作性が高まる。炭素繊維の引張強(qiáng)さは鋼材の5?10倍となる3500MPa以上に達(dá)し、伝統(tǒng)的な車(chē)よりも頑丈で安全だ」と説明した。
炭素繊維複合材料は軽量?高強(qiáng)度?高柔軟性?高耐久性?高耐熱性などの高性能を持ち、世界ではすでに航空機(jī)、高級(jí)スポーツカー、セダンの部品の製造に幅広く使用されている。しかし製造技術(shù)が複雑でコストも高いことから、民間用ではまだ初期段階にある。2012年に煙臺(tái)経済技術(shù)開(kāi)発區(qū)に設(shè)立された煙臺(tái)鼎立自動(dòng)車(chē)部品有限公司は、技術(shù)の研究開(kāi)発に取り組み、同製品の全設(shè)備と生産技術(shù)の國(guó)産化とシリーズ化に成功し、國(guó)內(nèi)の空白を埋めた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年2月12日
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