外交部（外務(wù)省）の華春瑩報道官は12日の定例記者會見で「2014年の中國の軍事費(fèi)はGDP比で1.5％未満であり、世界の主要國を下回るだけでなく、2.6％という世界平均も下回る。1人當(dāng)たり國防費(fèi)はさらに低く、米國の22分の1、英國の9分の1、日本の5分の1相當(dāng)に過ぎない」と表明した。外交部ウェブサイトが伝えた。

　――報道によると英國の國際戦略研究所（IISS）は11日発表の『The Military Balance 2015』で、近年中國海軍は艦船の大規(guī)模な建造という新時代に入ったとしたほか、中國の軍事費(fèi)は著しく増加しているうえ透明性を欠くと指摘した。この報告の內(nèi)容についてコメントは。

　一連の數(shù)字を列挙した中國の軍事費(fèi)に関する一研究機(jī)関の報告に言及された。この件をより良く説明できるかもしれないので、私もここでいくつかの數(shù)字を示したい。2014年の中國の軍事費(fèi)はGDP比で1.5％未満であり、世界の主要國を下回るだけでなく、2.6％という世界平均も下回る。1人當(dāng)たり國防費(fèi)はさらに低く、米國の22分の1、英國の9分の1、日本の5分の1相當(dāng)に過ぎない。

　外部は中國の軍事費(fèi)と軍事力発展の問題に関心を持ち続けているが、これについて以下の點(diǎn)を強(qiáng)調(diào)したい。第1に、中國は平和的発展の道を揺るがず歩み、防御的國防政策を遂行している。中國の國防力の発展は國家の統(tǒng)一、領(lǐng)土の一體性、発展上の利益を守るために必要であると同時に、世界と地域の平和と安全を維持するためにも必要であり、いかなる國も標(biāo)的にせず、いかなる國の脅威にもならない。第2に、中國は一貫して國防費(fèi)の規(guī)模の抑制を重視し、國防建設(shè)と経済の釣合のとれた発展という方針を堅持し、國防費(fèi)を合理的に設(shè)定している。第3に、中國は毎年國防予算を國家予算案に入れ、全人代の審査と承認(rèn)を経ており、この過程は完全にオープンで透明だ。中國の軍事費(fèi)の総額およびその基本的構(gòu)成などの情報もオープンで透明だ。

　われわれは関係方面が國防建設(shè)を含む中國の発展を穏やかで客観的に、公正かつ理性的に見ることを希望する。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年2月13日