反省と不戦の良心を歌い継ぐ『悪魔の飽食』合唱団が哈爾浜（ハルビン）新音楽ホールで公演を行った。中國(guó)侵略日本軍731部隊(duì)の反人類的な罪を暴くことを主旨とするこの公演は聴衆(zhòng)の大きな稱賛を得た。新華網(wǎng)が伝えた。

公演は中國(guó)「八方合唱団」の詩(shī)の朗読で幕を開(kāi)けた。日本の著名な作曲家で指揮者の池辺晉一郎氏が挨拶し、和太鼓団「輪田鼓」が和太鼓の演奏を披露し、「悪魔の飽食」合唱団が合唱組曲「悪魔の飽食」を披露、會(huì)場(chǎng)には何度も拍手が鳴り響いた。

今回の公演は中國(guó)人民抗日戦爭(zhēng)ならびに世界反ファシズム戦爭(zhēng)勝利70周年を記念するため、中國(guó)侵略日本軍731部隊(duì)罪証陳列館が日本の著名な作家森村誠(chéng)一氏と森村氏が率いる「悪魔の飽食」合唱団を哈爾浜に招いて行われた。1998年に森村氏が初めて同合唱団を率いて哈爾浜公演を行って以來(lái)、これで3度目の中國(guó)公演となった。2005年の南京公演でも同じく大きな反響があった。

同陳列館の金成民?館長(zhǎng)は、中國(guó)侵略日本軍731部隊(duì)は極悪非道の犯罪行為をしたにも関わらず、國(guó)內(nèi)外の「731」研究や宣伝はまだ思わしくないところがある。今回日本の「悪魔の飽食」合唱団を哈爾浜に招いたのは、人々にあの歴史の教訓(xùn)を忘れるなかれという警鐘を鳴らすためで、歴史を鑑とし共に中日の善隣友好関係の発展を推し進(jìn)めていかなければならないと述べた。

「悪魔の飽食」は作家森村誠(chéng)一氏の同名の小説から生まれた曲で、731部隊(duì)の反人類的犯罪を暴くことを目的としており、合唱団は全員日本の平和友好の人々で構(gòu)成されている。同団は1994年に発足以來(lái)、日本國(guó)內(nèi)數(shù)十都市で公演を行っており、中國(guó)や韓國(guó)、ロシアなどでも公演を行っている。（編集IM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年9月28日