「通州」がアップグレードしつつある。北京市の各行政·事業(yè)機(jī)関の全體または一部分が北京郊外にある通州區(qū)に移転することがこのほど、正式に発表された。今年7月、「北京市行政副都心」が通州に建設(shè)されることが確定、さまざまな建設(shè)計(jì)畫の詳細(xì)も発表された。地元が「昇格」するというニュースに、區(qū)民135萬(wàn)6千人の住民を擁するこの地は大きく揺れ動(dòng)き、ここで生活する人々の心には、さまざまなことが思い浮かんだ。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

〇喜び－農(nóng)家が立ち退き?取り壊しとなり「都市」に変身

政府は今年7月初め、通州區(qū)潞城鎮(zhèn)にある17村が2カ月前、北京市2015年バラック街改造計(jì)畫の対象に組み入れられることを明らかにした。決定された改造方案によると、このうち第一期工事では、潞城鎮(zhèn)A區(qū)の古村など6村が対象となり、住民約8600人の移転が行われる。

トラック運(yùn)転手の蘇同さんは、「1日も早い取り壊し、立ち退きを望んでいる。立ち退けば、補(bǔ)償金が入ってくる。1家5人が住む400平方メートルほどの住宅が、立ち退きによって、3軒の住宅と現(xiàn)金に変わり、生活環(huán)境は大いに改善される。村落のインフラは、今後十分に完備され、『正真正銘の』シティライフが実現(xiàn)する」と話した。