陝西省渭南市大茘県の農(nóng)民呉世俊さんは小さい頃から絵を描くことが好きだったが、40年ほったらかしていた。1年余り前、彼は生まれ故郷を離れ、西安美術(shù)學(xué)院で警備の仕事に就いた。仕事の合間に彼はまた筆を手に持ち、道行く學(xué)生から新疆で兵役についていた昔の記憶まで全てを素材にして絵を描いた。彼の絵はこのほどネットで人気を集め、ネットユーザーは続々と一般人の名人蕓に心を打たれた。華商網(wǎng)が伝えた。

呉さんは小さい頃から絵を描くのが好きだったが、農(nóng)村にいたため絵を體系的に學(xué)んでいないまま兵役に就いた。獨(dú)學(xué)でゆっくりと絵の知識(shí)を?qū)Wび始め、スケッチの作品で賞を貰ったこともある。退役後、家族のため日々の仕事に追われ、絵を描く機(jī)會(huì)は非常に少なくなった。

2014年6月、呉さんは西安美術(shù)學(xué)院2號(hào)棟で警備の仕事に就くことになった。蕓術(shù)の香りに感化されたのか、彼の絵に対する夢(mèng)が再び湧き上がってきた。呉さんは仕事の空き時(shí)間に紙と筆を取り出して絵を描くのが好きだ。行き交う學(xué)生、清掃員、學(xué)內(nèi)を散歩する市民を見ながら瞬間的なインスピレーションで素早く彼らのイメージを描き出す。

呉さんは「スケッチの畫風(fēng)は比較的シンプルで、數(shù)分で書き上げる。新疆に深い記憶があるため、思い出しながら絵を描く」と話す。ウィグル人の男女がダンスをする場(chǎng)面を描き出した何枚かの絵は実にイキイキとしている。（編集JK)

「人民網(wǎng)日本語版」2016年1月22日