新年早々、南米とアフリカのジカウィルスが続々と中國(guó)國(guó)內(nèi)に入ってきている。2月9日に中國(guó)大陸部初のジカウィルス感染癥例が確認(rèn)されて以來(lái)、28日までに江西省で1例、広東省で3例、浙江省で4例、合計(jì)8例が確認(rèn)されている。ジカウィルスが中國(guó)に與える影響は大きく、ウィルスがどのような広がりを見(jiàn)せるのかというのは現(xiàn)在、國(guó)民が最も関心を寄せている問(wèn)題である。中國(guó)新聞社が伝えた。

中國(guó)疾病管理予防醫(yī)療救急センター（CDC）の倪大新副センター長(zhǎng)は先日、「グローバル化に伴い、都市化が加速し、人と人、人と動(dòng)物の接觸もますます密接になっている。いかなる場(chǎng)所における健康の脅威も全世界的な健康の脅威へとなり得る。現(xiàn)在、中國(guó)各地は冬と春の季節(jié)の変わり目で、蚊の數(shù)は比較的少ない。一部の輸入感染癥例が見(jiàn)つかったとしても、國(guó)內(nèi)で更に広がる可能性は非常に低い」と指摘した。

ジカウィルスは1940年代、アフリカのウガンダで発見(jiàn)された。一般的にはジカウィルス感染者の5分の1が発病すると言われている。ジカウィルスはイエローウィルス、黃熱病、デング熱ウイルスと同類に屬し、主に蚊を媒體として感染する?，F(xiàn)在のところ、大多數(shù)の人は感染後の癥狀は軽く、発熱、濕疹、関節(jié)痛などを発癥している。一般的には4-7日で自然治癒するため特別な治療は必要なく、幾つかの対処療法を中心的に行うのが大切だ。

倪氏は中國(guó)のジカウィルスに話を向けると、「現(xiàn)在、同センターは國(guó)際的な疾病発生狀況を追跡し、中國(guó)に入るリスク及び中國(guó)に入ってきた後の感染リスクをシミュレーションしている。また実験室の診斷技術(shù)を強(qiáng)化し、予防とコントロールの技術(shù)的ガイドラインなどを作成している。理論上では、気溫の上昇に伴って蚊の発生數(shù)が増加するなかで再び輸入癥例が出現(xiàn)すると大陸部での流行の可能性も出てくる。しかし、蚊による媒體を監(jiān)視と制御を強(qiáng)化することで、輸入感染癥例を制御し、早期発見(jiàn)、早期管理で流行を回避する。従って、ジカウィルスの大規(guī)模発生を制御することを確信している」と話す。CBDのウイルス予防管理センターの李建東研究員は「ジカウィルスは主に蚊を媒體にして感染するが、普通の接觸で感染することはなく、空気感染の痕跡も発見(jiàn)されていない。精液若しくは母子での感染が認(rèn)められているが、癥例は非常に少ない。このほか、輸血による感染の報(bào)道も一部あるが、非常になれなケースだ」と話す。

注目すべきは中國(guó)の専門(mén)家がすでに初例の輸入性ジカウィルスの遺伝子情報(bào)を解析しており、またウィルスの変異を調(diào)べ、ワクチン及び試薬を開(kāi)発するため、重要な基礎(chǔ)を築いたことだ。

李氏は「中國(guó)は現(xiàn)在、積極的にワクチンの研究を行なっている。世界保健機(jī)関（WHO)の推計(jì)によると、ワクチンは厳格な安全性の評(píng)価、臨床検証を必要とするため、ワクチンの使用は早くて1年半の時(shí)間を要する」と指摘する。(編集JK)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年2月29日