今年の春節(jié)（舊正月、今年は2月8日）には、日本を訪れる中國(guó)人観光客の間で、文房具、ステンレスボトル、爪切り、食品、醫(yī)薬品、保健品、化粧品などの日用品が大量買いの新たなターゲットになった。昨年人気を集めたスマート便座や電子ジャーといった耐久消費(fèi)財(cái)に比べ、今年の人気商品は価格が安く、需要が多いという特徴があり、世界的に知名度の高いブランドが人気という點(diǎn)は共通だった。新華網(wǎng)が伝えた。

世界に小型商品を輸出する「製造業(yè)大國(guó)」の中國(guó)だが、日用品分野では消費(fèi)者の全方位的な需要を満たせていないことに考え込んでしまう。

▽中國(guó)人観光客は海外での「爆買い」が大好き 日本製品の人気は「高品質(zhì)のため」

報(bào)道によると、春節(jié)連休期間には中國(guó)人観光客600萬(wàn)人が海外に出かけ、900億元（約1兆5577億円）を消費(fèi)して、過(guò)去最高を更新した。

人気旅行先の日本の場(chǎng)合、同期間の中國(guó)人観光客は前年比52％増加し、大阪高島屋は免稅販売の金額が同2.6倍増加するという記録をうち立てた。

ここからわかることは、日本製品の品質(zhì)が中國(guó)人観光客に評(píng)価されているということだ。大は醫(yī)薬品や保健品の開発から小は文房具のデザインまで、日本製品は規(guī)格がそろい、技術(shù)が高い。中國(guó)の製造業(yè)企業(yè)は日本に追いつき、追い抜こうと思ったら、かなり努力しなくてはならない。

日本は商品の供給とサービスの供給で中國(guó)人観光客の消費(fèi)を促す強(qiáng)力な「タッグ」を組む。中國(guó)人観光客を呼び込むため、日本の商店は中國(guó)の春節(jié)や國(guó)慶節(jié)を大規(guī)模に取り入れる。多くの店舗が中國(guó)人の店員を雇うほか、「支付寶」（アリペイ）や「微信支付」（WeChatPayment）といった中國(guó)固有の決済サービスに対応し、中國(guó)人観光客が「バリアフリー」で買い物できるようにしている。