日本の「あなたの姓にする」という愛(ài)し方 (2)

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版　2016年04月18日08:41

姓はどちらか一方に統(tǒng)一制度上は完全平等

日本では結(jié)婚すれば女性は男性の姓に変更する、これが多くの中國(guó)人にとってのイメージではないだろうか。皆のアイドル山口百恵が結(jié)婚後三浦百恵になってしまったように。

しかし、結(jié)婚後どちらの姓にするのかは、日本の法律では平等に扱われている。選択の方法もいたってシンプルで、申請(qǐng)書類にある「夫の姓」と「妻の姓」どちらか一方にチェックを入れる、たったそれだけのことだ。そのチェックで戸籍上の世帯主が決まり、將來(lái)の子供はその姓になる。法的には平等であるにも関わらず、現(xiàn)実には結(jié)婚した夫婦の90％以上が夫側(cè)の姓に統(tǒng)一されており、男尊女卑の社會(huì)現(xiàn)象は依然鮮明に殘っているのだ。

日本人女性の地位は低いのか？夫が「嫁げ」ばそうならない

田中夫妻

多くの日本人女性が夫の姓に変更し、夫より一段低い日々を送ることになっているが、一部の女性は意識(shí)的に夫に自分の姓に変更させている。日本の政界の「鉄の女」である田中真紀(jì)子氏がその例で、夫鈴木直紀(jì)氏は結(jié)婚後田中直紀(jì)に変更している。このパターンは日本では「婿取り婚」と呼ばれている。

日本の上流社會(huì)、とりわけ政界では、男性側(cè)が「豪族」に婿入りする例は珍しいものではない。小渕克陽(yáng)氏は小渕恵三元首相家の娘婿で、日本の政界で最年少（34歳）の入閣を果たした。彼もまた「婿養(yǎng)子」の一人だ。この他、中川秀直元自民黨幹事長(zhǎng)や、日本の侵略戦爭(zhēng)について中國(guó)側(cè)に謝罪するよう働きかけた野田毅衆(zhòng)議議員もそうだ。蕓能界や経済界でも少なくなく、著名な蕓能人や女性企業(yè)家に「嫁ぐ」というニュースはよく聞かれる。