今年1月初め、中國はウズベキスタン、カザフスタン、タジキスタン、キルギス、トルキスタンの中央アジア5カ國との國交樹立25周年を迎える。新たな歴史的出発點において、中國國民は中央アジア各國の人々と共に、友好的交流の歴史を共に振り返り、素晴らしい協(xié)力の未來を展望する。（人民日報「鐘聲」國際論評）

國交樹立から25年、中國と中央アジア諸國の関係はおよそ3つの段階を経てきた。第1段階は1992年から2001年までで、中國と中央アジア諸國が國交を樹立し、協(xié)力展開に著手した段階だ。この期間、中國とカザフスタン、キルギス、タジキスタンは友好的協(xié)議を通じて、歴史の殘した國境問題を円満に解決し、中國と中央アジアの3300キロ余りの國境を友好、協(xié)力の國境とし、中國?中央アジア諸國の関係を一層深めるための堅実な基礎(chǔ)を築いた。第2段階は2001年の上海協(xié)力機構(gòu)創(chuàng)設(shè)から2012年までで、中國と中央アジア諸國は全面的に協(xié)力を展開し、急速に発展した。上海協(xié)力機構(gòu)の創(chuàng)設(shè)と発展は中國と中央アジア諸國の全方位的協(xié)力、地域統(tǒng)合の推進に重要なプラットフォームを提供した。第3段階は2013年の重大なイニシアティブ「一帯一路」（the belt and road）から現(xiàn)在までだ?！敢粠∫宦贰工喂餐ㄔO(shè)を目安に、中國と中央アジア諸國の関係は利益共同體を築き、共同発展を図る新たな時期に入った。

25年間の発展を経て、中國と中央アジア諸國との関係はすでに新型の國家関係、地域協(xié)力の模範(fàn)となった。政治分野では、中國と中央アジア諸國は戦略的パートナーシップの「全カバー」を?qū)g現(xiàn)した。中國は中央アジア諸國への外部勢力の內(nèi)政干渉に斷固として反対し、中央アジア各國が自國の國情にあった発展の道を歩むこと、獨立、主権、領(lǐng)土の一體性の維持に向けた努力を支持している。中央アジア諸國は臺灣、チベット、南中國海などの問題で中國側(cè)を斷固として支持している。経済?貿(mào)易分野では、世界経済の回復(fù)力不足、國際大口商品価格の持続的低迷という不利な狀況を前にしても、近年中國と中央アジア諸國の貿(mào)易総額は毎年300億ドルという高い水準(zhǔn)を維持している。安全分野では、中國と各國は連攜して「3つの勢力」（極端な宗教勢力、民族分裂勢力、テロ勢力）、麻薬密売、國際組織犯罪を取り締るとともに、地域の脅威と試練に対処し、地域の安全と安定の維持に盡力している。人的?文化的分野では、中國と中央アジア諸國の文化交流は日増しに活発化し、関連団體の往來も活発化し、質(zhì)の高い文化公演が常に行われ、人々の相互理解は深まり続けている。