「ダイエットしなくちゃ、ダイエットしなくちゃと叫んでいる人も多いが、私は普段の生活自體がダイエットのようなもの。早く18歳になって、風(fēng)俗店で仕事をしたい。そうすれば、お金に困ることもなくなる。風(fēng)俗店で働いて、お金を貯めたら、大學(xué)にも行けるかもしれない」。そう話すのは、日本人少女の小林さん（17）だ。新華網(wǎng)が報(bào)じた。

小林さんは、日本でも増えてきている貧困層の若者の代表と言えるだろう。そのような若者は大學(xué)に行きたくても、學(xué)費(fèi)が高く、両親もそれを負(fù)擔(dān)する能力がないため大學(xué)に行けず、就職難にもかかわらず、早い段階で社會(huì)に出て働くことを余儀なくされる。社會(huì)が発展するにつれ、大學(xué)の進(jìn)學(xué)率も高まるはずであるものの、そのような若者にとっては大學(xué)が「遠(yuǎn)い夢」のような存在になっている。

日本?文部科學(xué)省の2016年度「學(xué)?；菊{(diào)査」によると、大學(xué)の進(jìn)學(xué)率（四年制大學(xué)、短期大學(xué)などを含む）は約56.8％と、08年の55.3％から微増にとどまり、80％以上である韓國や米國、フィンランド、スウェーデンよりもはるかに低い結(jié)果となっている。これは、日本が専門技術(shù)を重視していることとも関係があるが、経済的な問題が原因である可能性もかなり大きいと思われる。

日本の多くの家庭には子供が2-3人おり、小林さんには、兄と弟が一人ずついる。母親は専業(yè)主婦で、一家は父親の月約40萬円の収入に頼って生活している。ただ、父親の収入だけではギリギリの生活で、貯金などもってのほかだ。來年、進(jìn)學(xué)を控える小林さんの志望校は岐阜大學(xué)。しかし、入學(xué)金と1年目の授業(yè)料だけで父親の3-4ヶ月分の給料が消えてしまう。そのため、「大學(xué)に行きたい」とは、両親に言えない狀況となっている。

日本では、授業(yè)料が最も安い國公立大學(xué)でも、4年間の授業(yè)料が計(jì)500萬円ほどかかり、私立ならさらに30-50％も高くなる。醫(yī)科大學(xué)などになるとさらに高くなることは言うまでもない。それに、生活費(fèi)を加えると、質(zhì)素に生活したとしても、大學(xué)4年間にかかる費(fèi)用は700-850萬円になる。複數(shù)の子供がいる日本の一般家庭にとっては、これはかなり重い負(fù)擔(dān)となる。