日本のチェーンホテル「アパホテル」の客室には、親會(huì)社アパグループ代表が執(zhí)筆した、南京大虐殺や慰安婦強(qiáng)制連行など、第二次世界大戦中の日本軍の暴行を否定する內(nèi)容の右翼書(shū)籍が置かれている。この事実は、ネット上で大きな波紋を呼んだが、アパグループは17日夕方、「客室の書(shū)籍は撤収しない」と強(qiáng)硬な態(tài)度を示した。新華社記者は17日夜、この問(wèn)題をさらに掘り下げるため、東京の某繁華街にあるアパホテルを取材した。新華網(wǎng)が伝えた。
【アパホテルとはどんなホテル?】
13階建てのアパホテルは東京都新宿區(qū)にあり、東京で乗降客數(shù)トップの新宿駅から近く、アクセスは非常に良い。
ロビーには、「読売新聞」と読売新聞社発行の英字紙「The Japan News(ジャパン?ニューズ)」が積み重ねて置かれており、宿泊客に無(wú)料で提供されている?!刚i売新聞」は、日本最大の保守系メディアで、安倍政権を擁護(hù)する立場(chǎng)に立っており、「自民黨機(jī)関誌」と揶揄する聲まである。宿泊客が無(wú)料で読めるように「読売新聞」を大量に用意していることから、ホテルのオーナーの考え方を伺い知ることができると同時(shí)に、金のある者ほど橫柄さが目立つ事実も見(jiàn)て取れる。
ホテルの避難通路やエレベーターには、中國(guó)語(yǔ)の説明が記されており、大浴場(chǎng)にも宿泊客に滑らないよう注意を促す中國(guó)語(yǔ)の表示があり、ホテルの細(xì)やかな心配りが伝わってくる。朝食時(shí)間帯、記者はエレベーター內(nèi)で、韓國(guó)人の観光客や中國(guó)人カップルに出會(huì)った。歐米からの観光客も少なくない。
【客室で『軍國(guó)主義魂』を呼び戻す】
ホテルのツインルームは、わずか5、6平方メートルの広さしかない。鏡臺(tái)の右上にある透明なプラスチックのラックに、今回の騒動(dòng)の主役となった2冊(cè)の書(shū)籍が置かれている。2冊(cè)の題名はそれぞれ、「本當(dāng)の日本の歴史 理論近現(xiàn)代史Ⅱ」と「本當(dāng)の日本の歴史 理論近現(xiàn)代史Ⅲ」。これらは、アパグループの元谷外志雄代表が、「藤誠(chéng)志」のペンネームで書(shū)いた2014-2015年および2015-2016年の時(shí)事評(píng)論が収録されている。
書(shū)籍には、「南京大虐殺は捏造」、「慰安婦の強(qiáng)行連行はなかった」、「慰安婦問(wèn)題は、『朝日新聞』の誤った報(bào)道が原因で生まれた」、「極東軍事裁判は勝者の敗者に対する報(bào)復(fù)」といった極右思想に満ち溢れている。元谷外志雄代表は、著作の中で、「日米同盟で中國(guó)に対抗すべきで、一日も早く憲法改正を?qū)g現(xiàn)すべき」と訴えている。
これら2冊(cè)の書(shū)籍はいずれも日本語(yǔ)?英語(yǔ)版の両方があり、いくら探しても出版社の情報(bào)は表示されておらず、英語(yǔ)版の表紙の一部に「価格800円」と書(shū)かれているだけだ。
【外國(guó)人観光客の間で不満生じる】
記者が新宿駅で數(shù)人の外國(guó)人観光客に取材したところ、全員がアパホテルのやり方に対して不満を抱いていた?!改暇┐笈皻ⅳ毡拒姢摔瑜盲频诙问澜鐟闋?zhēng)中に引き起こされた暴行のひとつであることは周知の事実だ。そして、その內(nèi)容に誰(shuí)もが大きな戦慄を感じた。これは、日本帝國(guó)主義が行った悪事であり、當(dāng)時(shí)の日本人は狂っていたとしか言いようがない」。
オーストラリアからやって來(lái)たというニコラさんとジェームズさんは、「アパホテルが過(guò)去の史実を否定するのなら、このホテルには泊まりたくない。彼らのしていることは大変おそろしいことだ」と話した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年1月19日
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