「結(jié)納金ガイドライン」に70.8％が「賛成」

多くの地域で、農(nóng)村の「結(jié)納金ガイドライン」が打ち出されていることについて、回答者の70.8％が「賛成」と答えた。

具體的に見ると、回答者の51.3％が「ガイドラインの制定で高額の結(jié)納金が支払えない家庭の心理的プレッシャーを軽減できる」、49.5％が「統(tǒng)一され基準(zhǔn)があるのはいいこと」、39.8％が「結(jié)婚の際の新たな習(xí)慣形成につながる」、33.1％が「高額の結(jié)納金という問題の解決の糸口となる」と答えた。

一方で、回答者の19.5％が「ガイドラインだけでは問題は解決できない」、17.6％が「表面的には見栄を張り合う風(fēng)潮の抑制につながるが、水面下での取引まで抑制できない」、14.0％が「結(jié)納金はいくらにするか、披露宴の規(guī)模はどれほどにするかなどは個人的な事」、12.9％が「政府がどうこういうことではなく、越権行為」との見方を示した。

調(diào)査では、回答者の53.8％が結(jié)納金ガイドラインの効果に「期待できる」とした一方で、37.4％が「期待できない」とし、8.9％が「なんとも言えない」とした。

北京で働いており、実家が山東省のとある農(nóng)村にあるという柳青山さん（男性）は、「結(jié)納金をどれほどにするかは、男性側(cè)と女性側(cè)雙方の家族の観念によって決まるもの」とし、統(tǒng)一した基準(zhǔn)を制定するのは難しいとの見方を示した。

高額の結(jié)納金請求根絶のためには、回答者たちは、「まず、女性側(cè)の母親の思想に変化が必要」との見方を主に示しており、60.8％が「結(jié)納金の額を自慢し合うという風(fēng)潮を変えなければならない」と答えた。そして、「行政手段ではなく、教育?手本の宣伝などによって導(dǎo)くべき」との回答も53.3％あった。その他、「道徳を向上させる努力を払い、厳しく取り締まるのではなく、問題改善につながる対応策を講じるべき」（47.2％）、「末端の共産黨員幹部がもっと模範(fàn)を示す」（35.6％）、「『結(jié)納金ガイドライン』制定の前に、意見を公募する」（28.5％）などの意見もあった。

前出の王さんは、「結(jié)納金の額は問題の一部分で、例えば、結(jié)納金を贈った後に結(jié)婚が破談した場合、結(jié)納金の返卻が求められるなどの細(xì)かい部分における規(guī)則も必要」との見方を示し、規(guī)定が整備され、実用的になることを期待した。 （編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年2月8日