全國政治協(xié)商會議委員、中國科學(xué)院高能物理研究所研究員、「阿里計畫」首席科學(xué)者の張新民氏は「原始重力波は當(dāng)初、ビックバンにより生じた重力波だ。中國が2020年に建設(shè)する観測所は、北半球で初の原始重力波観測所になる」と話した。新華社が伝えた。
米國のLIGO(レーザー干渉計重力波天文臺)は2016年、重力波を発見したと発表した。この発見は基礎(chǔ)研究の同年最大の進展とされた。ところがこれは重力波の発見の「序章」に過ぎず、各國は重力波の探査と研究に向けた自信を強めることになり、一連の研究計畫が急ピッチで進められている。
原始重力波の探査では、適した観測點の選択が極めて重要だ。張氏によると、CMB(宇宙マイクロ波背景放射)の観測に適した場所は、南半球のチリのアタカマ砂漠、南極、北半球のグリーンランド、中國西蔵(チベット)自治區(qū)の阿里(ガリ)地區(qū)の4カ所のみだ。
張氏は「阿里計畫は現(xiàn)在、全面的に推進されている。同計畫は先月、観測ルームの設(shè)計案を?qū)彇摔?、望遠鏡建設(shè)案も審査の段階に入った。同計畫は5月上旬に正式に施工開始される。竣工?稼働後は北半球の地上からの、原始重力波の観測を初めて実現(xiàn)し、中國の原始重力波研究を世界最先端に押し上げる。また同計畫は関連技術(shù)の自主開発を推進中だ」と説明した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年3月8日
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