タイでこのほど25歳になる一匹のアオウミガメが特別な手術(shù)を受けた。この手術(shù)で獣醫(yī)たちは、ウミガメの胃の中から各國(guó)のコイン915枚を取り出し、その重さは5キロにも達(dá)した。

タイのチョンブリー県にある動(dòng)物保護(hù)センターで飼育されていたこのアオウミガメのもとにはしばしば観光客が訪れていた。いつの頃からか、カメの住む池にコインを投げ入れると、幸運(yùn)がおとずれるという噂がたち、コインを投げ入れる人が後を絶たなくなった。しかしこれがアオウミガメに災(zāi)難をもたらすこととなった。

最近になって、アオウミガメが右に傾きながら泳いでいることを、保護(hù)センターの職員が発見。レントゲンを撮ったところ、胃の中いっぱいに大小異なる円形の異物が寫しだされた。これらは、アオウミガメが長(zhǎng)年にわたり飲み込んだコインで、そのコインがアオウミガメの腹部を傷つけ、感染癥を引き起こしており、命を失う危険すらあった。獣醫(yī)による7時(shí)間にわたる手術(shù)の末、全てのコインが取り出された。

手術(shù)は大成功で、アオウミガメの術(shù)後の容體は安定しているという。（編集TK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年3月10日