中國外交部(外務(wù)省)の華春瑩報道官は21日の定例記者會見で、記者からの質(zhì)問に答えた。
【記者】先ごろ、韓國や日本といった中國の周辺國家の國民が中國の大気汚染が彼らの國にまで拡散していることに対し、不満を表明しているが、これに対する中國側(cè)のコメントは?また中國側(cè)は関係諸國の政府とのコミュニケーションをとっているのか?
【華報道官】大気汚染問題は中國政府にとって目下、解決に向けて盡力している問題であることは間違いない。先ごろ閉幕したばかりの両會(全國人民代表大會?全國人民政治協(xié)商會議)の李克強総理による記者會見においても、李総理がこの件に関する中國政府の立場について言及している。中國政府は、中國人がより多くの青空と新鮮な空気を1日も早く享受できるように力を盡くすことを決意し、斷固とした決意で臨んでいく。しかし同時にこの問題の解決には一定のプロセスが必要となることもまた事実だ。
こうした中國の姿勢に言及した上で、華報道官は、「中國の大気汚染が周辺諸國に影響を與えているかという點については、科學的、専門的な研究による論証が必要となるだろう。中國の環(huán)境保護當局に直接取材することをお勧めする。私が知るかぎりでも、中國の環(huán)境保護當局は周辺諸國を含むその他の國々と緊密なコミュニケーションを保持しており、中國も環(huán)境保護分野において國際的な対話や協(xié)力を強化し、環(huán)境保護とガバナンスの點でより多くの、よりスピーディな進展を遂げることを希望している」とした。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年3月22日
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