「紅皮焼鶏」、「梅菜扣肉」、「水晶煎餃」、「剁椒魚(yú)頭」などの有名料理が翡翠の彫刻で作られた「満漢全席(清朝の高級(jí)宮廷料理)」が22日、雲(yún)南省昆明市の古■翡翠博物館(■はさんずいに真)に登場(chǎng)し、多くの市民の注目を集めた。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。
この「満漢全席」は、計(jì)50種類(lèi)の有名な中國(guó)料理で構(gòu)成されている。赤身と白身が層をなしているブタの角煮やエビの蒸し物、さらには豚骨スープまで、當(dāng)日展示された作品はいずれも、本物ソックリ。なかでも黃色い翡翠で彫り上げられた鶏の丸焼きはまるでたった今、焼きあがったばかりと言わんばかりの色合いになっており、本物と寸分たがわぬ出來(lái)となっている。
鑑賞するだけで食べることはできないが、思わず涎がこぼれそうなこれらの豪勢(shì)な料理の數(shù)々に、多くの人々は長(zhǎng)い間腳を止めて見(jiàn)入っていた。
來(lái)館していた同市の趙さんは、「毎日食べている料理が、翡翠の彫刻でここまで本物そっくりに作ることができるなんて、本當(dāng)に驚きだ。翡翠という食材も、なかなか味わい深い」と感激した様子で話(huà)した。
翡翠でできた「満漢全席」は、福建省出身の彫師である鄒萬(wàn)通さんが十年の歳月をかけて完成させた。珍しい石で作られた一般的な作品とは異なり、この「料理」は全て、天然の翡翠を使っているということだ。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年3月23日
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