ボアオ?アジアフォーラム2017年度年次総會(huì)の「シェアリングエコノミー：誰が定義するか」と題した分科會(huì)の會(huì)場(chǎng)で、食事サービス共有プラットフォーム「回家吃飯」の創(chuàng)業(yè)者で最高経営責(zé)任者（CEO）の唐萬里氏が、「ますます多くの家庭が自分のうちの臺(tái)所を開放して、よその人に來て（活用して）もらったり、自分のうちの臺(tái)所を利用して、他の人に安心して食べられる食事を提供したりするようになれば嬉しく思う。未來のこんな場(chǎng)面を創(chuàng)造してみてほしい。ある人は食事を作る必要がなくなり、ある人は他の人のために食事を作りたいと思い、ある人は他の人の家に行ってごちそうになるという場(chǎng)面だ」と話すと、會(huì)場(chǎng)の空気は一気に和やかになった?！笇g際のところ、私たちはシェアリングの概念がどういうものかという點(diǎn)にはあまり注意を払っていない。関心があるのは、これまでなかった食事のスタイルを提供して、消費(fèi)者の選択肢を増やせるかという點(diǎn)だ」という。中國(guó)経済網(wǎng)が伝えた。

「シェアリングエコノミー」は遊休資源の配置を最適化し、物品の利用効率を高め、人々のさまざまなニーズを満たすと同時(shí)に、體験を改善するものでもある。だがこの商品モデルは少なからぬ議論や疑問の聲も引き起こしている。民泊プラットフォーム?小豬の共同創(chuàng)業(yè)者でCEOの陳馳氏は、「シェアリングエコノミーでは信用システムの問題を心配する必要はまったくない。シェアリングエコノミーモデルの多くはインターネットのプラットフォームに依拠しており、情報(bào)の流れ、伝送、反応が非常に速い。たとえば■蜂窩（■は蟲へんに馬）のサイトでは利用者が予約した時(shí)の體験がよければ、必ず高い評(píng)価をつけるし、寫真の60％に自分や家族が顔を出している。こうした情報(bào)は本物であり、信頼できるものだ。同じように會(huì)社のサービスがよくなければ、利用者は低い評(píng)価をつける。そうなると同じサイトで持続的により質(zhì)が高く利益の大きい注文を獲得しようと思っても、非常に難しくなる」と指摘する。

転転公司の黃▼（▼は火へんに韋）CEOもこれに賛成の見方を示し、「私たちは利用者を信じる道を選ぶ、これは子育てと一緒で、子どもが小さい時(shí)に、毎日あれはだめ、これはだめと言っていたら、子どもの成長(zhǎng)の可能性を制約することになる。私たちが利用者に対する態(tài)度もこれと同じで、利用者に可能性を與え、成長(zhǎng)を促すのだ。新しいシェアリング企業(yè)は、個(gè)人と個(gè)人を結(jié)ぶ信用システムを構(gòu)築することになる。データをある程度共有できるようになれば、シェアリングエコノミーが人々の信用狀況をよりよいものに変える。さらに精力を傾けて、インターネットと結(jié)びつき、既存の信用システムと結(jié)びつき、利用者によりよい商品をとどけるにはどうすればよいかを考える」と話す。

報(bào)告書によれば、2016年には中國(guó)のシェアリングエコノミー市場(chǎng)の取引額は約3兆4520億元（約55兆4011億円）に上った。市場(chǎng)に參加した人は6億人に達(dá)して、前年より約1億人増加した。唐氏によると、「シェアリングエコノミーにはまだ大きな潛在的可能性があり、可能性は衣食住交通の各方面に存在する。私たちが手がけるのは、未來を今に引き寄せ、シェアリングを通じて人々のニーズをより効果的に満たし、さらに多く人々に満足を與えることだ」という。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年3月27日