中國百貨商業(yè)協(xié)會はこのほど「2016年度中國百貨店業(yè)界発展報告書」を発表した。同報告書によると、中國百貨店業(yè)界は昨年も業(yè)績不振が続き、過半數(shù)の企業(yè)の売上が前年比で減少した。百貨店業(yè)界のモデルチェンジにおいて、7割弱の企業(yè)が百貨店以外の小売業(yè)に進出している。北京日報が伝えた。

中國百貨商業(yè)協(xié)會の會員企業(yè)85社の2016年度経営データによると、百貨店の売上高は前年比5.45％増の6566億9000萬元（1元は約16円）、利益総額は12％増の40億400萬元、主要業(yè)務利益は0.69％減の154億元。注目すべきは、売上が前年比で増えた百貨店企業(yè)は昨年44.7％のみで、売上が減少した企業(yè)が過半數(shù)の55.3％に達したことだ。うち、下げ幅が10％以上の企業(yè)は15社で、調査対象となった企業(yè)全體の4分の1弱に達した。また百貨店の従業(yè)員數(shù)は平均20萬人で、前年比5.06％減となった。

同報告書によると、ネット通販による、百貨店のシェア食い込みがいまも続いている。しかし百貨店業(yè)界もモデルチェンジの模索を続け、高品質ブランドサプライチェーンとの協(xié)力を掘り下げている。産業(yè)チェーンの垂直方向への延長が、百貨店業(yè)界のモデルチェンジ?グレードアップに共通した措置となっている。

調査によると、百貨店企業(yè)の73.4％が近年、サプライチェーンとブランドの協(xié)力を積極的に深めている。調査対象企業(yè)の69.8％が、百貨店以外の小売業(yè)に進出している。うちスーパーとショッピングセンターが最も多い。まだ進出していないという調査対象企業(yè)のうち40.4％が、進出を検討中と回答した。そのほとんどがショッピングセンターやアウトレットだ。

また伝統(tǒng)的な百貨店も、自社のECサイトの開設を加速している。調査対象企業(yè)の半數(shù)が、インターネット企業(yè)とO2Oで協(xié)力しており、32.1％が検討中と回答した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年4月6日