ソウルの大気汚染が約2ヶ月前から深刻化している。あたり一面が「煙霧」で覆い盡され、日常生活に支障が生じている韓國人の不満は高まる一方だ。環(huán)球網(wǎng)が報(bào)じた。
韓國聯(lián)合ニュースは10日、「韓國環(huán)境部大気品質(zhì)総合予報(bào)センターによると、今年1月から3月、ソウルでは、PM2.5の濃度が『深刻レベル(1立方メートルあたり81~150マイクログラム)』に達(dá)した日數(shù)が14日に上り、2015年(5日)と2016年(2日)に比べ、9日から12日増加した」と報(bào)じた。
大気汚染源について、韓國の複數(shù)の専門家は続々と矛先を中國に向け、多くの韓國メディアも中國と関係が深いと當(dāng)たり前のように報(bào)じている。某韓國メディアによると、韓國では數(shù)年前から大気の質(zhì)が悪化の一途をたどっており、汚染粒子狀物質(zhì)は主に中國西部の砂漠地帯から飛來しているほか、韓國本土で発生した煙霧もあるという。さらに、韓國の環(huán)境保護(hù)関係者は、中國政府と韓國政府に対し、汚染粒子狀物質(zhì)が韓國市民にもたらした精神的な被害に対する損害賠償を請求している。
韓國國內(nèi)で中國に対する非難の聲が高まる一方で、11日付韓國「亜洲経済」には、大気汚染問題に関する中國側(cè)の対応は、大國の風(fēng)格を備えたものだと肯定する文章が掲載された。
中國外交部(外務(wù)?。─稳A春瑩報(bào)道官はこのほど、「中國からの大気汚染物質(zhì)拡散に対する韓國市民の不満」に関する質(zhì)問を受け、次の通りコメントした。
「大気汚染問題は、中國政府が現(xiàn)在、問題解決に大々的に取り組んでいる課題である。中國人民がより多くの青空とクリーンな空気を取り戻せるよう盡力するという政府の決意は、固く揺るぎないものであると同時(shí)に、この問題を解決することは避けては通れないプロセスであると政府は認(rèn)識している。中國の大気汚染が周辺國に影響を及ぼしているか否かについては、科學(xué)的?専門的な研究論証が必要だ。中國の環(huán)境保護(hù)部門と周辺國を含む他國は、緊密なコミュニケーションを保っている。中國は、環(huán)境保護(hù)分野での國際対話?協(xié)力を強(qiáng)化し、環(huán)境保護(hù)?整備分野でより多く、かつ、よりスピーディな進(jìn)展を後押しすることを強(qiáng)く望んでいる」。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年4月12日
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