▽宅配企業(yè)の通販進出では細分化された市場の開拓が必要

宅配企業(yè)が通販事業(yè)に挑戦するようになってすでに何年か経つが、通販市場での業(yè)績はそれほどめざましいものではない。取り扱い品目が充実した申通の「愛買網(wǎng)超」は開設(shè)から2カ月で「夭折」し、その他の宅配企業(yè)の通販プラットフォームも泣かず飛ばずといった狀況だ。

宅配物流コンサルティングサイト?快逓物流諮詢網(wǎng)の徐勇チーフ顧問は、「宅配企業(yè)が通販を手がける場合のターゲット市場は細分化された市場であるべきで、大手通販プラットフォームとの差異化による競爭を展開しなければならない。通販企業(yè)と宅配企業(yè)は重點を置くところがそれぞれ異なり、通販企業(yè)は主に集中的調(diào)達の優(yōu)位性を発揮することに重點を置き、宅配企業(yè)は主に細分化された市場での物流の優(yōu)位性を発揮することに重點を置く。このため、宅配企業(yè)は自身の優(yōu)位性に基づき、市場での調(diào)査研究とモニタリングを通じて、特定の細分化された市場に焦點を當(dāng)てて消費者のニーズに合ったサービスを提供することが必要だ」との見方を示す。

現(xiàn)在、國內(nèi)通販市場のシェアはアリババと京東で89％を占め、蘇寧易購、唯品會、國美在線で約5％を占め、安定したピラミッドが形成されている。後発組は參入のカベが高く、模倣が難しいブルーオーシャン市場をみつけて、これを丁寧に深く耕していくしかない。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年5月3日