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日本ドラマのリメーク版はなぜ中國で受けないのか?

人民網(wǎng)日本語版 2017年05月10日16:14

フジテレビ系列の「月9」枠で放送され、最終視聴率20.9%を記録したドラマ「プロポーズ大作戦」の中國リメイク版が現(xiàn)在東方衛(wèi)視(衛(wèi)星テレビ)で放送されている。同作品はこれまでの日本ドラマのリメイクの仕方と違い、原作の「良さ」を保ちながらも中國人の好みに合わせるため、日本の監(jiān)督、腳本家を特別に招き、リメイク版の製作に參加してもらった。しかし、その視聴率を見ると、「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉が正しいことが証明されてしまう結(jié)果となっている。(文:王晶。濱海時報掲載)

中國に馴染みきれなかった日本ドラマのリメイク版は「プロポーズ大作戦」が初めてではない。中國と日本は一衣帯水であるものの、両國でヒットしているドラマを見ると、その作風(fēng)は全く異なり、リメイク版の製作の難易度も上がっている。近年、日本では數(shù)々のヒットドラマが登場し、うち、「賢者の愛」や「晝顔?平日午後3時の戀人たち?」などは若いイケメンにのめり込む熟女、不倫などをテーマにし、「デート~戀とはどんなものかしら~」は、戀愛や結(jié)婚、出産に興味を示さない結(jié)婚適齢期の若者をテーマにしていた。前者は道徳的価値観に反し、後者は中國の人口政策に逆行している。表現(xiàn)の手法を見ると、日本ドラマの演技はアニメや舞臺のようなスタイルになっており、「仰天する」というのが中國の視聴者の大方の評価だ。また、日本の腳本家は、世界の腳本家の中でも最も「人生の悟り」を語るのが好きな特殊なグループで、言葉のスタイルを見ると、日本は「名言」で勵ます「直球系」であるのに対して、中國で人気のドラマは、本題には觸れずにかわしていく「変化球」であることが多く、そのタイプは大きく異なっている。しかし、數(shù)年前、日本の「オタク」文化が隣國中國でも大人気となったように、日本のドラマの中でたびたび登場する「ちょっとネガティブなフレーズ」が、國境の壁を越えて中國でも流行するようになっている。しかし、中國の若者は、その影響を受けることがないようほどほどの位置にとどめておいたほうがいいだろう。(編集KN)

「人民網(wǎng)日本語版」2017年5月10日

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