中國國家商務(wù)部（省）は18日の取材に対して、今年4月、中國の消費財の小売り総額は前年同期比10.7％増となり、実店舗の小売りが回復(fù)を見せたことが注目ポイントの一つとなったことを明らかにした。金羊網(wǎng)が報じた。

4月、中國全國の消費財の小売り総額は前年同期比10.7％増の2兆7300億元（約43兆6800億円）で、物価変動の影響を除いた実質(zhì)ベースで前年同期比9.7％増となった。上昇ペースは前年同期比でそれぞれ0.6ポイントと0.4ポイント加速した。1-4月期の消費財の小売り総額は前年同期比10.2％増と、上昇ペースは第一四半期（1-3月期）と比べて0.2ポイント加速した。商務(wù)部が重點的にモニタリングする小売り企業(yè)の4月の売り上げ額は前年同期比4.8％増と、今年最大の増加幅となった。

商務(wù)部の市場運行司の責任者によると、4月、消費市場は引き続き安定した回復(fù)の動向を見せ、▽実店舗の小売りが回復(fù)を見せた▽オンライン小売りの増加が加速▽行楽系の消費が引き続き安定---などの注目ポイントがあったという。

同責任者は、「國民経済が全體的に安定し、安定して良い方向へ向かうようになるにつれ、供給側(cè)の改革推進が深化し、市場の活力が増強され、消費が継続的に高度化している。上半期の消費市場は引き続き安定して急速に成長していく見込み」と指摘している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年5月19日