國家統(tǒng)計局は27日、2016年の産業(yè)別平均年収水準のデータを発表した。それによると、情報伝達?ソフトウェア?情報技術(shù)（IT）サービス産業(yè)が12萬2478元（1元は約16.2円）で、初めて金融産業(yè)を抜いてトップに立った。人民網(wǎng)が伝えた。

同局が産業(yè)16分類の企業(yè)法人?単位約96萬ヶ所を?qū)澫螭诵肖盲空{(diào)査によれば、16年の従業(yè)員の平均年収は5萬7394元で、前年比7.0％増加したという。

注視されるのは、長年にわたり、金融産業(yè)の平均給與水準がトップだったが、今年は変化が生じ、IT産業(yè)が初めて金融を抜いて各産業(yè)の中で首位に立ったことだ。データをみると、16年の情報伝達?ソフトウェア?ITサービス産業(yè)の平均年収は12萬2478元で同9.3％増加し、その一方で金融産業(yè)は11萬7418元で同2.3％の増加にとどまり、増加率は各産業(yè)の中で2番目の低さだった。

こうした順位の変化について、同局人口?就業(yè)統(tǒng)計司の孟燦文首席統(tǒng)計士は、「IT産業(yè)の持続的で急速な発展にともなって、情報伝達?ソフトウェア、ITサービス産業(yè)の平均給與が急速に増加した。金融産業(yè)の給與水準が2位に後退したのは、主に銀行産業(yè)で上層部の給與制限が行われたことや株式市場の低迷といった要因の影響によるものだ」と説明する。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年5月29日