一世代の人々の記憶に深く刻み込まれた攜帯電話ブランドのノキアは、最近は中國(guó)市場(chǎng)で攜帯電話事業(yè)ではなく、5Gネットワークとモノのインターネット（IoT）に力を入れ、新たな輝きを放っている。ノキアと中國(guó)華信能源有限公司がこのほど調(diào)印した合意に基づき、ノキアは上海貝爾股フン有限公司（フンはにんべんに分）との間で中國(guó)業(yè)務(wù)を統(tǒng)合し、上海ノキア貝爾股フン有限公司を設(shè)立して、ノキアが中國(guó)で獨(dú)自運(yùn)営するプラットフォームにするとしている?！副本┤?qǐng)?bào)」が伝えた。

國(guó)務(wù)院國(guó)有資産監(jiān)督管理委員會(huì)（國(guó)資委）がこのほど行った記者會(huì)見(jiàn)によると、ノキアと上海貝爾は未來(lái)の戦略の重心を明らかにし、5Gなどの通信技術(shù)を持続的に推進(jìn)すると同時(shí)に、プロバイダー以外の市場(chǎng)に全力で駒を進(jìn)め、エネルギー、交通、公共事業(yè)、インターネット、大規(guī)模企業(yè)、ラジオ?テレビ放送の6大分野の開(kāi)拓を重點(diǎn)的に行うと発表したという。

攜帯電話で「100年の老舗」だったノキアは、2013年に攜帯電話事業(yè)をマイクロソフトに売卻し、昨年にはフランスの通信システム?裝置メーカーのアルカテル?ルーセントを買(mǎi)収し、通信設(shè)備の大手メーカーに変身した。中國(guó)で新たに設(shè)立する合弁企業(yè)は、國(guó)資委が直接監(jiān)督管理する中央企業(yè)であり、IPネットワーク、光ネットワーク、固定ネットワーク、次世代5Gネットワークなどを含む核心的技術(shù)を発展させるとともに、海外市場(chǎng)での業(yè)務(wù)開(kāi)拓も持続的に進(jìn)めるという。

5G技術(shù)がIoTと産業(yè)のインターネット化を可能にする。中國(guó)情報(bào)通信研究院がこのほど発表した研究報(bào)告によると、2020年には、世界のネットワークに接続可能なインターネット設(shè)備は260億件に達(dá)し、IoT市場(chǎng)の規(guī)模は1兆9千億ドルに上ることが予想されるという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年6月5日