ドキュメンタリー映畫「中國のゴッホ(原題：中國梵高)」がこのほど、北京國際映畫祭で、中國と外國の合作長編作品の最優(yōu)秀を受賞し、歐州諸國で上映されている。広州日報(bào)が報(bào)じた。

同作品の主人公は、深セン市近郊にある「大芬(ダーフェン)油絵村」の畫家?趙小勇(ジャオ?シャオヨン)。湖南省邵陽市から同村にやって來た趙さんは、1997年から、ゴッホの作品のレプリカを10萬點(diǎn)以上製作しており、「中國のゴッホ」と呼ばれている。そのように呼ばれていることを趙さんは非常に喜んでいる。同作品が賞を受賞したことで、趙さんは今や「時(shí)の人」となっている。そして、彼の絵もこれまでの數(shù)百元(1元=約16円)から、最も高いもので1萬2000元にまで高騰している。

72年に、湖南省邵陽市の農(nóng)村で生まれた趙さんは96年末に、大芬村に行くことを決めた。しかし、一年経っても、趙さんの絵は1點(diǎn)も売れず、食べるものを買うお金もないほど困窮した。