不動産市場は今でもベストな投資先なのだろうか？少なくとも、今年上半期の各機構(gòu)が発表している統(tǒng)計を見ると、投資の需要は抑制を受けている。不動産価格コントロール政策が強化されているのを背景に、一線都市の不動産市場は全面的に低迷している。業(yè)界関係者は、今年下半期もこのような傾向が続くと予想している。

上半期、中國全國の不動産市場は、「史上最も厳格」な不動産価格コントロール政策に直面した。多くの地域では、不動産市場に対する政策の強化を続け、多くの一線都市は、不動産購入制限や住宅ローン制限、価格制限、販売制限、オフィス用物件の購入制限が課せられた「五制限時代」に突入した。一、二線都市は3月の調(diào)整以降、その影響が少しずつ統(tǒng)計に現(xiàn)れ始め、不動産の販売契約成立後にネット上に登録?公開された情報の件數(shù)は右肩下がりになり、市場も調(diào)整期に入った。一方、三?四線都市は好調(diào)が続いているものの、全體的な伸び幅は下向きの圧力に直面している。

不動産會社?中原地産が公表している最新統(tǒng)計によると、中國全國の市場を見ると、市場全體では上半期、15％ほど不動産価格が上昇したものの、成立した販売契約の數(shù)を見ると、一、二線都市は明らかに減少している。北京を例にすると、今年上半期、新築分譲住宅の販売額が901億元（約1兆4866億円）、販売契約が成立した住宅の件數(shù)は1萬3469件と、前年同期比で43.7％減となった。同期、販売契約が成立した中古住宅の件數(shù)も約8萬7601件と、同比35.4％減となった。

不動産ローンの偉嘉安捷の統(tǒng)計によると、それらの影響で、6月の北京の中古不動産ローン市場の契約成立數(shù)は前月比で約15％減となり、數(shù)ヶ月連続で右肩下がりとなって以降、不動産購入者のローンへのニーズが低下し、銀行の住宅ローンに対する制限が強化されているのを背景にした「低迷」が一層顕著になった形となった。

偉嘉安捷の企畫部責(zé)任者?呉昊氏によると、現(xiàn)在、北京を含む一線都市では、販売契約成立數(shù)も不動産価格も一定のペースを保って低下しており、人々の不動産に対する購買意欲も少しずつ下がっている。

その他、上半期、地価の平均割増率は16年と比べてやや低下した。一連の抑制型政策が実施されているのを背景に、登場する「地王」と呼ばれる破格の高値で不動産を購入した不動産會社の數(shù)も減少している。統(tǒng)計によると、武漢、北京、南京、合肥、天津、重慶、上海、蘇州などの都市の17年の地価の割増率も前年同期と比べて明らかに低下している。 （編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年7月6日