高溫も一般的によく起こりうる気象災(zāi)害の一つであることをご存知だろうか。中國(guó)では一般的に、最高気溫が35度以上に達(dá)する場(chǎng)合を高溫と呼び、高溫が3日以上続くことを高溫?zé)岵ǎà猡筏细邷乜崾睿─群簸?。光明日?qǐng)?bào)が伝えた。

人體はどれほどの高溫に耐えられるのだろうか。研究によると、一般的な人の靜止?fàn)顟B(tài)での體溫調(diào)節(jié)の限界となる気溫は、濕度85％の場(chǎng)合は31度、50％の場(chǎng)合は38度、30％の場(chǎng)合は40度となっている。この限界の気溫を上回ると、人體の機(jī)能が損なわれ、熱中癥や一部の合併癥などを引き起こす。

夏に実際に感じる気溫が天気予報(bào)を上回るのはなぜだろうか。これは人體が主観的に感じる気溫、すなわち體感気溫と気象予報(bào)の気溫との間に、往々にして差があるためだ。世界気象機(jī)関の規(guī)定に基づき、気象部門が発表する気溫は百葉箱內(nèi)で測(cè)定される気溫となっている。この気溫は風(fēng)通しの良い環(huán)境で、地面から1.5メートル離れている。體感気溫は空気の相対的な濕度、風(fēng)速、外部環(huán)境などさまざまな影響を受けるため、実際の環(huán)境の気溫との間には差が生じる。同じ気溫の場(chǎng)合、濕度が高いほど體感気溫が上がる。アメリカ海洋大気庁の計(jì)算法によると、実際の気溫が30度で濕度が70％の場(chǎng)合の體感気溫は35度。32.2度で70％の場(chǎng)合は40.6度。そのため高溫?高濕度の場(chǎng)合、體感気溫は実際の気溫を大幅に上回り、蒸し暑く感じる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年7月15日