外交部(外務(wù)省)の陸慷報(bào)道官は27日の定例記者會見で、米高官の発言について「もっと人類運(yùn)命共同體構(gòu)築の観點(diǎn)から各國間の相互関係を捉えるべきであり、冷戦時(shí)代のゼロサム思考にいまだに固執(zhí)するべきではない」と表明した。
【記者】報(bào)道によると、ポンペオ米中央情報(bào)局(CIA)長官はメディアのインタビューに「中國、ロシア、イランはいずれも將來米國にとって重大な試練となるが、最大の脅威は中國だ。中國は経済が良好なうえ軍事力を増強(qiáng)し続けており、世界的範(fàn)囲で米國の力を弱めつつあるからだ」と述べた。さらに、中國が米國の科學(xué)技術(shù)企業(yè)を多數(shù)買収している問題、ネットを通じて米國の商業(yè)?軍事機(jī)密を竊取している問題にも言及した。これについてコメントは。
【陸報(bào)道官】報(bào)道に留意している。もしこのロジックに従うのなら、現(xiàn)代の世界で経済力及び軍事力が最強(qiáng)の國が、國際社會にとって最大の脅威だということになるのではないか?
中國が遂行しているのは獨(dú)立自主の平和外交政策であり、中國の発展は平和的発展、協(xié)力的発展であり、他國の脅威にはならない。われわれは他國の利益を損なう事もしない。もちろん、他國が中國を脅かしたり、中國の利益を損なう事をするのも容認(rèn)しない。したがって、この問題を見るにあたっては、もっと人類運(yùn)命共同體構(gòu)築の観點(diǎn)から各國間の相互関係を捉えることが肝要であり、冷戦時(shí)代のゼロサム思考にいまだに固執(zhí)するべきではない。
中米関係について言えば、雙方の國交樹立後40年近くの発展経験は、雙方が広範(fàn)な利益を共有しており、中米両國にとって唯一の正しい選択が協(xié)力であることをすでに証明している。中國側(cè)は、中米雙方が両國首脳間の共通認(rèn)識に照らして、非衝突?非対立、相互尊重、協(xié)力?ウィンウィンの精神に基づき、両國関係が健全で安定した正しい軌道に沿って前向きに発展し続けるよう確保すべく共に努力することを主張している。
(中國企業(yè)の米企業(yè)買収について)中米経済関係の38年間の発展の実踐がすでに証明しているように、雙方の企業(yè)は共に市場法則に従い協(xié)力しているのであり、これは正常な商業(yè)活動だ。米國企業(yè)の利益にならない事は、米國人自身もしないはずだ。
(サイバーセキュリティ問題について)中國政府はネットを通じたあらゆる形の機(jī)密竊取活動に斷固として反対し、いかなる形のサイバー攻撃も厳しく取り締っている。中國側(cè)は相互尊重と相互信頼を基礎(chǔ)に、米國を含む國際社會と共に平和?安全?開放?協(xié)力のサイバー空間を構(gòu)築することを望んでいる。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年7月28日
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