韓國國防部は28日、駐韓米軍が韓國に配備しようとしている最新鋭迎撃システム「高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）」の配備用地に対する環(huán)境への影響評価計畫を発表し、米軍への提供が予定されていたすべての用地に対し法律に基づいて「一般環(huán)境影響評価」を行うことを決定し、前政権が進めてきた「小規(guī)模環(huán)境影響評価」に代えること、また評価の結果に基づいて配備の可否を決定することを明らかにした。

同部は同日、環(huán)境部とともに前政権が昨年12月に行った小規(guī)模環(huán)境影響評価について話し合い、計畫が進められているTHAAD設備の一時的移転のために追加施工を行い、設備に必要な燃料を供給するとともに、駐屯する將兵のために関連施設を建設することを認めた。

韓國メディアは、「小規(guī)模環(huán)境影響評価にかかる時間は平均6ヶ月だが、一般環(huán)境影響評価は1年以上かかり、評価協議會による審議、評価報告書草案の策定と協議、公開での意見募集、評価報告書原案の策定と検討の4段階に大まかに分かれて進められる」と伝える。（編集KS）

「人民網日本語版」2017年7月29日