こうした動(dòng)きからわかるのは、微信は自社のソーシャルネットワーキングサービスの優(yōu)位性を十分に利用し、さまざまな場(chǎng)面を通じて勢(shì)力を拡大しようとしていること。また支付寶が消費(fèi)直後の抽選という方法を多用して、「プレゼントプラス當(dāng)選のチャンス」モデルで影響力拡大をはかっていることだ。

シンクタンクの易観の王蓬博アナリスト（金融産業(yè)が専門）は、「『キャッシュレスデー』がその代表であるモバイル決済という結(jié)節(jié)點(diǎn)が今、非常に『熱く』なっており、ここからモバイル決済市場(chǎng)はすでに十分大きいにもかかわらず、限界はまだまだ遠(yuǎn)い先だということがわかる。しかも決済はすべてのビジネス活動(dòng)の基本であり、騰訊（テンセント）や阿里巴巴（アリババ）のような巨大企業(yè)にとって商業(yè)圏の構(gòu)築には重要な意味がある。同時(shí)に、インターネット企業(yè)は自社の金融ユーザークラスターをさらに拡大するため、優(yōu)遇イベントなどの手段を打ち出して、より多くの消費(fèi)者がネット企業(yè)の自前の決済プラットフォームを通じて日常生活の中の各種取引を行うようにし、自社の市場(chǎng)シェアをより一層高めたいと考えている」と分析する。

王アナリストによると、「市場(chǎng)で戦っているネット企業(yè)にとって、ユーザークラスターの拡大とともに、より多くのビジネスチャンスが発掘可能になり、新たな決済の業(yè)態(tài)とシーンの飛躍的な進(jìn)歩が見込めるようになった。たとえばモバイル決済の普及に伴い、支払い端末への企業(yè)のニーズがますます拡大している。企業(yè)のニーズを満たすために打ち出されたスマートPOSシステムは、カードをスキャンしたり機(jī)械に挿入したり、バーコードを読み取ったりして決済ができ、いずれも『1つの機(jī)械』で取引を済ませられる。企業(yè)にとっても、消費(fèi)者にとっても、便利で実質(zhì)的なメリットがある」という。

「キャッシュレスデー」期間中のキャッシュレス取引は消費(fèi)をより便利にし、買い物體験を向上させるが、崔アナリストは消費(fèi)者に向けて、「注意しなくてはならないことがある。消費(fèi)者は必ず正規(guī)のルートで、たとえば大手スーパーなどで消費(fèi)することだ。出所のよくわからない決済用QRコードを読み取ってはいけないし、『華々しい見せかけ』のあり得ない高収益の商品などを軽々しく信じ込んでもいけない。個(gè)人情報(bào)や暗証番號(hào)を読み取られるような狀況に遭遇したときは特に注意すべきだ」と注意を促した上で、「中央ネットワークセキュリティ?情報(bào)化指導(dǎo)チーム、公安部門、金融監(jiān)督管理部門などは監(jiān)督管理を強(qiáng)化して、犯罪者がキャンペーンのタイミングを利用し、不當(dāng)な利益を得ようと詐欺行為をはたらくことを防止しなければならない」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年8月10日