中國の複數(shù)の二、三線都市が現(xiàn)在、成長のペースが最も早いハイテクノロジーセンターへと成長している。環(huán)球時報が香港紙「南華早報」の12日付の記事を引用して報じた。

以前、貧しい地域で知られていた中國南西部の都市?貴州省貴陽市もその一つ。同市はすでに、中國初のビッグデータ総合試験エリアになっている。米アップル社は先月、10億ドル（約1100億円）を投じて、同市にデータセンターを建設(shè)することを発表した。米國の半導(dǎo)體の設(shè)計開発を行う大手?クアルコムも2016年に貴州省と共に、合弁企業(yè)を立ち上げた?，F(xiàn)時點で、同社は合弁企業(yè)に20億元（約330億円）を投じている。

貴陽市と同じく、四川省成都市も政府のサポートの下、ここ數(shù)年でたくさんのテクノロジー企業(yè)を呼び込むことに成功した。DellやIBMなどの企業(yè)がすでに同市に進出し、中國の情報技術(shù)産業(yè)の大手?華為も同市に研究開発センターを立ち上げた。

中國政府は、イノベーションやテクノロジー開発を推進しており、多くの都市が阿里巴巴（アリババ）のような企業(yè)を誕生させたいと、テクノロジーセンターの構(gòu)築に力を入れている。阿里巴巴が拠點を置く浙江省杭州市のあるベンチャーキャピタル企業(yè)は、「14年下半期、杭州のスタートアップ企業(yè)の數(shù)は107％増加した。同期の北京や上海の増加幅は64％と53％だった。杭州はテクノロジー関連の人材を大量に有しており、その多くが起業(yè)している。良い大學(xué)や大きなIT企業(yè)がある都市はテクノロジーセンターになりやすい」と指摘している。

資金が流れ込むと、人材も流れてくる。以前北京で働いていたという貴州出身のソフトウェアエンジニア?黃小川さんは最近、貴陽市に戻り、あるテクノロジー企業(yè)に就職した。黃さんは、「故郷で北京と同じくらいの所得が得られる仕事が見つかったことにとても驚いた。ここは空気もきれいし、不動産も安い。それに、親の世話もできる。昔、貴州は貧しかったけど、現(xiàn)在では狀況が大きく変わっている」と話した。 （編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年8月15日