上海市公安局の微博公式アカウントのスクリーンショット

上海市公安局は27日夜、微博公式アカウント「警民直通車-上海」を通して、中國の元慰安婦のSNSスタンプを作成した上海似顔絵科技有限公司に対して、警告処分を下したほか、罰金1萬5千元（約24萬7500円）を課したことを明らかにした。さらに、2ヶ月間のネットワーク業(yè)務(wù)などの停止処分にし、同業(yè)者の法定代表者と面會(huì)して警告を與えた。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

今月18日、ネット上に元慰安婦の畫像を使用した動(dòng)くSNSスタンプが登場し、批判が殺到していた。上海市公安局も通常のネットパトロール中に同スタンプを発見し、すぐに調(diào)査を始めた。そして、連日の綿密な調(diào)査を経て証拠を集め、黃浦分局が「コンピューター情報(bào)ネットワーク國際ネットワーキング安全保護(hù)管理弁法」に基づき、上海似顔絵科技有限公司に処分を課した。

警察は同業(yè)者の法定代表者?丁と、関連の責(zé)任者である李、趙、葛らに厳重に戒告した。4人は、違法行為を認(rèn)めており、問題の深刻さを認(rèn)識(shí)し、強(qiáng)く反省しているという。

上海市公安局の「お知らせ」のスクリーンショット

警察は、同業(yè)者が注目を集める効果と経済利益のために、超えてはいけないモラルの一線を越えたと指摘。民族感情に欠け、注目を集めるために非常識(shí)にも元慰安婦のSNSスタンプを違法製作し、それを広めることで元慰安婦の苦悩に満ちた歴史のイメージや社會(huì)評(píng)価に悪影響を及ぼしているため、同業(yè)者とその従業(yè)員に対して法律に基づいて調(diào)査した上で処分を下す必要があったとしている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年8月28日