「空海―KU-KAI―」で、空海役を染谷將太が演じ、セリフは中國語で話している。これは、日本の映畫ファンが最も期待していた見所だった。しかし、それが逆にブーイングの的となってしまっており、多くの映畫ファンが「タイトルがしっくりこない」、「だまされた感じ」、「タイトルが『空?!护胜韦?、なぜ主役は『空?!护扦悉胜?、妖貓なの?」などの聲を寄せている。映畫ライターの斎藤香さんは、女性向けニュースサイト?Pouchで「空海―KU-KAI―」について、「もったいないくらい壯大で華麗な “珍作”」とする記事を掲載し、「染谷さんや、阿倍仲麻呂を演じた阿部寛さんなど、日本人の俳優(yōu)も中國語で演じていたのに、字幕版がないのが謎。伝奇ミステリーで中國のエキゾチックな世界観も楽しめる映畫なので、字幕で見た方がより入り込めると思うのですが……」と評(píng)価している。
日本のネットユーザーが「だまされた」と感じている一番の原因は、勘違いさせる「宣伝」手法が取られていたためだ。中國では「妖貓伝」のタイトルを使っているが、日本語タイトルに「空海」という言葉を入れたのは、空海を演じた染谷將太にスポットを當(dāng)てて動(dòng)員數(shù)を伸ばそうとしたためであることは明らかだ。しかし、実際には出演者が非常に多く、空海の人となりがわかる內(nèi)容でないばかりか、空海が登場(chǎng)するシーンもそれほど多くない?!袱坤蓼丹欷俊垢肖ⅳ毪郡?、レビューは自然と悪くなる。
また、日本のポスターには「製作費(fèi)150億円」という謳い文句が書かれており、多くの人が「この映畫のどこにそんなにお金を使ったのか?」と疑問に感じているようだ。特に、映畫の內(nèi)容も期待していたほどおもしろくなかったようで、「全く意味が分からない」との聲もあり、想像とあまりに違っていたため、日本のネットユーザーは、製作費(fèi)150億円というのは冗談、もしくは無駄なお金であると感じているため、レビューが非常に低くなっている。このままでは、興行収入も全く伸びない可能性もある。加えて、日本の映畫市場(chǎng)は縮小しており、期待通りの興行収入を得るというのは至難の業(yè)であるようだ。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月2日
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