李克強(qiáng)総理は6日午後に釣魚臺迎賓館で世界銀行のジム?ヨン?キム総裁、國際通貨基金（IMF）のラガルド専務(wù)理事、世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）のアゼベド事務(wù)局長、経済協(xié)力開発機(jī)構(gòu)（OECD）のグリア事務(wù)総長、金融安定理事會（FSB）のカーニー議長、國際労働機(jī)関（ILO）のグリーンフィールド事務(wù)局次長と第3回「1プラス6」円卓會議を開いた。會議は「中國と世界の経済の開放と協(xié)力の中でのウィンウィンの探求を促進(jìn)」をテーマに、現(xiàn)在の世界経済の趨勢、多角的貿(mào)易體制の維持などについて踏み込んで議論した。新華社が伝えた。

李総理は「今回の円卓會議は中國の改革開放40周年と世界金融危機(jī)発生10周年に當(dāng)たる。過去10年間、國際社會は手を攜えて協(xié)力し、共に時(shí)代の困難を克服してきた。世界経済には全體的回復(fù)の傾向を見せているが、現(xiàn)在懸念されるリスクや試練も生じている。1つには経済のグローバル化が波瀾に遭遇し、世界の貿(mào)易摩擦のリスクが増大し、國際経済協(xié)力の雰囲気に影響が生じている。これは世界貿(mào)易にとって打撃であるだけでなく、広範(fàn)な波及効果も生み、多國間貿(mào)易とグローバル化に対する市場の信頼に影響を與えている。もう1つには世界の金融市場が不安定で動揺し、流動性リスクが増加している。金融市場が大幅に変動し、各経済ブロックの動きが分化し、非経済要因が世界の成長を大きく影響している」と指摘。

「世界経済は新たな十字路に立っている。中國側(cè)は6大國際経済?金融機(jī)関を含む各側(cè)と共に、リスクと試練に積極的に対処したい」として、次の5つを挙げた。

（１）開放と多國間の原則を揺るがず堅(jiān)持し、グローバル化の踏み込んだ発展を推進(jìn)する。グローバル化は不可逆な趨勢だ。各側(cè)は共に多國間主義を支持し、グローバル化の健全な発展を後押しし、開放型世界経済を共同構(gòu)築すべきだ。

（２）マクロ経済政策の調(diào)整を強(qiáng)化する。主要エコノミーは通貨及び為替政策、財(cái)政政策、金融監(jiān)督?管理改革などの面で意思疎通と調(diào)整を強(qiáng)化し、政策調(diào)整のペースをしっかりと把握し、新興エコノミーに対する打撃を最低レベルに抑え、世界経済の回復(fù)と金融安定の大局を共に維持するべきだ。

（３）構(gòu)造改革を深める。現(xiàn)在、世界経済の回復(fù)過程は量的緩和に大きく依存し、構(gòu)造改革における進(jìn)展は緩慢だ。各側(cè)は構(gòu)造改革任務(wù)の実行において速やかに具體的進(jìn)展を遂げ、発展の新たな原動力を活性化させるべきだ。

（４）あまねく広がる発展を提唱する?！赋志A可能な開発のための2030アジェンダ」の実行を加速し、貧困、失業(yè)、所得格差の拡大といった社會的問題を解決して、経済成長と科學(xué)技術(shù)の進(jìn)歩が各側(cè)に幅広く恩恵を及ぼすようにする。

（５）世界経済?金融ガバナンスを完全なものにする。中國側(cè)は各國際経済?金融機(jī)関がガバナンス體制を改革し、より大きな役割を発揮して、國際経済ガバナンスにおける新興エコノミーの発言権を強(qiáng)化し、世界の経済構(gòu)造の新たな変化を著実に反映するようにすることを斷固として支持する。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年11月7日