そこで北米市場(chǎng)で不評(píng)の日本漫畫原作ハリウッド映畫は、アジア?太平洋市場(chǎng)に希望を託すしかなくなった。17年に封切られた「ゴースト?イン?ザ?シェル」は北米での興行収入は低迷したが、中國(guó)では2億元に達(dá)し、海外興行収入の半分以上を稼ぎ出した。同じようにふるわなかった「アリータ」も中國(guó)市場(chǎng)に注目。今月18日には、これまで中國(guó)を訪れたことがほとんどなかったジェームズ?キャメロン監(jiān)督が中國(guó)で宣伝活動(dòng)を展開し、中國(guó)産SF「流浪地球」（さまよえる地球）の大ヒットにあやかって、「アリータ」に弾みをつけようとした。映畫のリアルタイムデータを提供する貓眼専業(yè)版は「アリータ」の興行収入を8億9800萬元と予想し、業(yè)界関係者は、「現(xiàn)在の勢(shì)いから考えて、8億9800萬元の達(dá)成は不可能ではないし、もっと上にいく可能性もある」と予想する。

映畫そのもののクオリティについて、業(yè)界関係者は、「他の日本漫畫原作のハリウッド作品に比べれば、『アリータ』は鑑賞に堪える。ただ、作品そのものについていえば、可もなく不可もなくといったところだ」と述べる?！弗ⅴ戛`タ」は日本の漫畫「銃夢(mèng)」が原作で、キャメロン監(jiān)督は早くも00年に映畫化権を獲得した。だが19年の歳月を費(fèi)やした「アリータ」は、「アバター」の驚異的な水準(zhǔn)には達(dá)していない。北京電影學(xué)院の劉炎■（品の口が火）客員教授は、「中國(guó)の観客は非常に大きな規(guī)模で映畫鑑賞の目を急速に肥やしている。19年はSF作品がさらに大きな進(jìn)歩を遂げており、中國(guó)映畫産業(yè)の発展ペースを上回っている。これもまた観客が広い視野で映畫を見るようになったことが原因だ」と分析する。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年2月25日