「東方の寶石」と讃えられる希少動物のトキはかつて、中國、日本、ロシア、朝鮮の各地に広く分布していた。だが、二十世紀半ば以降、捕獲や生態(tài)系の破壊などの原因によって、トキは絶滅の危機に瀕した。1981年5月23日、世界で僅か7羽だけ殘っていた野生のトキが、陝西省漢中市洋県で発見された。その後30年あまり、保護體制が徐々に整うなかで、研究チームは、人工飼育、繁殖、ケージ內での自然繁殖、野生復帰に向けた順化訓練などの要となる技術面での難題を相前後して克服、中國のトキの個體數は7羽から2600羽あまりに増加、世界のトキ個體數は約3千羽に達するまでとなった。 新華網が報じた。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年3月22日