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15日間クリーンエネルギーを供給 中國(guó)青海で世界記録を更新

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2019年06月25日15:22

人類は化石燃料への依存をどれくらい減らすことができるのか。この15日間に、中國(guó)が実際の行動(dòng)によって世界に答を出した。「科技日?qǐng)?bào)」が伝えた。

北京時(shí)間2019年6月9日午前0時(shí)から23日午後12時(shí)まで、15日間?360時(shí)間連続でクリーンエネルギーを供給する「グリーン電気15日」行動(dòng)が高原地帯の青海省で実施された。

▽「グリーン電気」とは何か?

都市の電力供給で最もよく行われているのは火力発電だ。石炭などの化石燃料を燃焼して循環(huán)水を過(guò)熱し、発生した蒸気で発電機(jī)を回転させて発電する。そして水力発電は川の水の流れの高低差を利用して発電機(jī)を動(dòng)かして発電し、原子力発電は原子のエネルギーで発電する。しかし、現(xiàn)在最もよく利用される火力発電には環(huán)境に対するさまざまなリスクが潛んでいる?;鹆Πk電は主に石炭を利用して発電するが、石炭を燃焼すると大気汚染をもたらし、溫室効果を拡大し、エコ発展に取り返しのつかない損失をもたらす。

完全クリーンエネルギー供給とは、水、太陽(yáng)光、風(fēng)力によって生まれたクリーンエネルギーだけを利用し、電力発電における汚染物質(zhì)のゼロエミッションを?qū)g現(xiàn)することだ。こうした汚染ゼロのグリーン発電モデルには、「グリーン電気」というわかりやすい名稱が與えられた。

17年より、青海省は3年連続で完全クリーンエネルギー供給の取り組みを展開(kāi)し、電力供給時(shí)間の記録を年々更新してきた。1年目は7日間、2年目は9日間で、3年目の今年は15日間を達(dá)成した。日數(shù)が増えただけでなく、供給ルートの推進(jìn)でも目に見(jiàn)える成果を上げ、政府と企業(yè)が協(xié)力して固い決意の下、イノベーションと探索を進(jìn)めてきた。

昨年に比べ、今年は電力供給網(wǎng)の規(guī)模がさらに大きくなった。省全體で発電設(shè)備容量は2926萬(wàn)キロワットに達(dá)した。このうち新エネルギーの発電設(shè)備容量は1341萬(wàn)キロワットで前年比9%増加し、全體の46%を占めて、同省で最大の電力供給源となった。

▽なぜ青海省なのか?

青海省は長(zhǎng)江、黃河、瀾滄江(メコン川)の水源地域であり、水力発電の資源が豊富で太陽(yáng)光発電の資源でも獨(dú)特の有利な條件を備え、國(guó)の重要な地域エネルギー中継拠點(diǎn)でもある?!干鷳B(tài)保護(hù)第一」の発展理念を掲げる同省は、エネルギーのグリーン方向へのモデル転換に力を入れ、新エネルギー産業(yè)が急速に発展している。

09年以降、國(guó)家新エネルギー戦略が実施されたのを機(jī)に、同省新エネルギー産業(yè)の育成と発展に力を入れるようになり、以來(lái)、太陽(yáng)光や風(fēng)力エネルギーといったクリーンエネルギーが急速な発展を続けている。19年4月末現(xiàn)在、同省の発電設(shè)備容量は2926萬(wàn)キロワットで、このうち水力発電が1192萬(wàn)キロワット(41%)、火力発電が393萬(wàn)キロワット(13%)、太陽(yáng)光発電が1004萬(wàn)キロワット(34%。うち集光型太陽(yáng)熱発電<CSP>は6萬(wàn)キロワット)、風(fēng)力発電が337萬(wàn)キロワット(12%)を占める。

現(xiàn)在、同省のクリーンエネルギー発電設(shè)備容量は省全體の発電設(shè)備容量の87%を占め、太陽(yáng)光発電、風(fēng)力発電、水力発電の多様なエネルギーが相互に補(bǔ)完し合いながら最適化された運(yùn)営を行う能力が備わった。

同省は日照條件に恵まれ、太陽(yáng)光発電の資源が豊富であると同時(shí)に、広い面積のゴビ砂漠があり、太陽(yáng)光発電産業(yè)の発展に獨(dú)特の有利な條件を備えている。ここ數(shù)年は、太陽(yáng)光発電を一定の規(guī)模のメリット、効率のメリット、市場(chǎng)のメリットを備えた特色ある基幹産業(yè)に育成しようと努力し、青海省を國(guó)の重要な新型エネルギー産業(yè)拠點(diǎn)に発展させることを目指している。

18年2月、國(guó)家エネルギー局は青海省がクリーンエネルギーモデル省になることを承認(rèn)?支援するとともに、國(guó)家エネルギー発展戦略に組み入れた。同年11月には、全國(guó)的にも世界的にも初めてのクリーンエネルギーの対外輸送向け超高圧送電線路を建設(shè)する「青海—河南±800キロワット高圧直流プロジェクト」が著工し、20年の完成と稼働を目指すことになった。稼働すれば、青蔵高原で生まれたクリーンエネルギーが中原地域の大地に運(yùn)ばれ、華中地域の省エネ?汚染物質(zhì)排出削減や生態(tài)環(huán)境の保護(hù)を効果的に推進(jìn)することになる。(編集KS)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年6月25日

  

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