15日、ボストン?コンサルティング?グループ（BCG）と國際機(jī)関ハロー?トゥモローは北京で、研究報告書「ディープテック生態(tài)圏が夜明けと共にやって來た」を共同で発表した。（撮影?夏賓）

ボストン?コンサルティング?グループ（BCG）と國際機(jī)関ハロー?トゥモローは15日に北京で、研究報告書「ディープテック生態(tài)圏が夜明けと共にやって來た」を共同で発表した。それによると、2015年から18年にかけて、中國のディープテック関連企業(yè)への投資額は年平均80％を超える速いペースで増加し、中國はディープテック投資の伸びを牽引する最大の機(jī)関車になったという。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

ディープテックとは何か。同報告によれば、「ディープテックとは高度なイノベーションであるだけでなく、現(xiàn)在の応用科學(xué)技術(shù)のはるか先を行くものであり、往々にして大量の研究開発投資があるからこそ実用的価値のある事業(yè)や消費(fèi)の応用を創(chuàng)造することができ、さらにはこうした事業(yè)と応用が実験室から市場への進(jìn)出を推進(jìn)することができる。ディープテックの多くは現(xiàn)在の重大な社會的挑戦および環(huán)境的挑戦に著目しており、よって市場と業(yè)界に破壊的な変化をもたらすことが予想される」という。

同報告の見方によると、現(xiàn)在、最も活発で発展の可能性がある7大ディープテック分野は、ハイテク材料、人口知能（AI）、バイオテクノロジー、ブロックチェーン、ドローン?ロボット學(xué)、フォトニクス?エレクトロニクス及び量子コンピュータだ。

ディープテックは今やグローバル資本が爭って追いかける注目點(diǎn)だ。BCGの徐勤?取締役社長（グローバルパートナー）は、「投資家はオリジナル科學(xué)技術(shù)研究に従事する企業(yè)へ相次いで資金を投入し、ディープテックに的を絞った投資が広く深く全面的に花開いた」と述べた。

BCGのパートナーの李懋華氏は、「次世代プラットフォーム技術(shù)の誕生発展、技術(shù)的ハードルの低下、より細(xì)分化し多様化したイノベーション方式、ゆとりある資金、政府の政策決定、ディープテックによる解決を早急に必要とする問題が、新たなディープテック生態(tài)システムの誕生を促した」との見方を示した。

同報告によると、15-18年には、中米両國が世界のディープテック企業(yè)への個人投資の81％を擔(dān)い、國內(nèi)の投資額は中國が約146億ドル（1ドルは約108.7円）、米國が328億ドルに達(dá)した。

中國は科學(xué)技術(shù)研究開発分野で勢いよく前に進(jìn)んでいる。英國紙「エコノミスト」がまとめたデータによれば、購買力平価で計算すると、過去20年間に中國の研究開発支出は約400％も急増し、今や毎年4千億ドルを上回って歐州と英國の水準(zhǔn)に近づいたという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年10月16日