コンピュータビジョンのトップクラスの學(xué)術(shù)會議の一つであるコンピュータビジョン國際會議（ICCV）がこのほど韓國のソウルで閉幕した。會期中に開催されたVATEXキャプション?コンテスト「VATEX Captioning Challenge」の結(jié)果も同時に発表された。中國科學(xué)院自動化研究所動畫コンテンツセキュリティチームと人民中科智能技術(shù)有限公司の共同チームが、中國語?英語のキャプションでダブル優(yōu)勝を飾った。人民網(wǎng)が伝えた。

「人民中科」は人民網(wǎng)と「人工知能（AI）ナショナルチーム」と呼ばれる中國科學(xué)院自動化研究所が強(qiáng)者連合で共同設(shè)立したAIテック企業(yè)だ。人民中科は人民網(wǎng)のコンテンツリスクコントロール力と中國科學(xué)院自動化研究所のAI技術(shù)を融合した。人民中科は人民網(wǎng)の「AI技術(shù)エンジン」として、「AI+コンテンツセキュリテ?！工颏幛挨陿I(yè)界の需要を掘り起こし、キーとなるコア技術(shù)を確立し、一連のコンテンツリスクコントロール製品を研究開発してきた。

ICCVは米國電気電子學(xué)會（IEEE）が隔年開催しており、中國コンピュータ學(xué)會などの機(jī)関から最高レベルの學(xué)術(shù)會議と評価されており、業(yè)界內(nèi)で極めて高い評価を受けている。同コンテストはICCVと米カリフォルニア大學(xué)サンタバーバラ校が共催した。中國語と英語のキャプションに分かれ、米國、歐州、アジアなどの世界各地の20チーム以上が集まった。英インペリアル?カレッジ?ロンドン、豪アデレード大學(xué)、北京大學(xué)、中國人民大學(xué)などの有名大學(xué)がチームを派遣した。

優(yōu)勝した共同チームの代表者は、中國科學(xué)院自動化研究所研究員で人民中科首席科學(xué)者の胡衛(wèi)明氏、中國科學(xué)院自動化研究所研究員で人民中科會長の李兵氏及び中國科學(xué)院自動化研究所副研究員の原春鋒氏。メンバーには大學(xué)院生の張子琦氏、史雅雅氏、魏久桐氏が含まれる。

李兵氏は人民網(wǎng)の取材に対し、「動畫キャプションとは分かりやすく言えば、機(jī)械にある動畫の內(nèi)容を文書で自動的に説明させることで、動畫を同時通訳するようなものだ。動畫キャプションはコンピュータビジョンと自然言語処理の2分野に跨がり、そして動畫の中には表現(xiàn)、運(yùn)動、言葉の意味?屬性さらには音聲などさまざまな內(nèi)容が含まれる。そのためいかに各種情報をより良く融合させるかが、同コンテストの最大の課題となった。また訓(xùn)練のための大量のサンプルがなく、適切な訓(xùn)練方法を採用する必要もあった」と話した。

李氏によると、チームのしっかりした技術(shù)の蓄積は、優(yōu)勝の重要な基礎(chǔ)になった。動畫コンテンツセキュリティチームは、中國科學(xué)院自動化研究所モデル識別國家重點実験室におけるインターネットコンテンツ理解?セキュリティを主な研究方向とする研究チームだ。チームは動畫理解?コンテンツセキュリティの研究を20年近く続けており、AIの権威ある國際學(xué)術(shù)誌や會議で200本以上の論文を発表している。近年は筆頭擔(dān)當(dāng)機(jī)関として北京市科學(xué)技術(shù)一等賞、北京市発明特許一等賞、呉文俊AI科學(xué)技術(shù)賞一等賞などを受賞している。國家自然科學(xué)基金重點プロジェクト、重大國際協(xié)力プロジェクト、共同基金重點支持プロジェクト、國家傑出青年基金プロジェクト、國家863重點特定プロジェクト、北京市自然科學(xué)基金重點プロジェクトなどの重大科學(xué)研究プロジェクト30數(shù)件を主宰した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年11月6日