杭州次世代人工知能（AI）革新発展試験區(qū)建設活動推進會議が28日、開かれた。杭州市はその席上、次世代AIを育む國のテストケースになるという杭州プランを掲げた。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

科學技術(shù)部（省）は10月17日、正式に浙江省人民政府に対して、杭州市の國家次世代AI革新発展試験區(qū)の建設を支持すると書簡で伝えた。杭州は北京市と上海市に続き、國が認可する新たなAI革新発展試験區(qū)になった。

杭州は同日、「杭州市の國家次世代AI革新発展試験區(qū)建設の行動案（意見募集稿）」（以下「行動案」）と、「杭州市の國家次世代AI革新発展試験區(qū)建設の若干の政策（意見募集稿）」（以下「若干の政策」）を発表した。

「行動案」は、2023年に杭州のAI全體技術(shù)と産業(yè)の発展水準が全國トップを走り、國家次世代AI革新発展試験區(qū)の建設で顕著な成果を上げ、杭州のデジタル経済のさらなる成長、質(zhì)の高い発展の実現(xiàn)を支援?けん引するとした。

「行動案」は基礎理論研究、キーテクノロジー研究開発、融合応用モデル、人材の育成?導入、産業(yè)の革新発展、生態(tài)環(huán)境の構(gòu)築、空間配置の最適化、體制?メカニズムの革新という8つの特定任務を打ち出した。例えば基礎理論研究については、AIの未來を見據(jù)えた展開を加速し、次世代AIフロンティア基礎理論研究を展開し、基礎研究プラットフォームを構(gòu)築することでAI革新水準を全體的に高めるとした。浙江大學、西湖大學、之江実験室など杭州市の大學と科學研究機関が脳科學?AIなどの分野をめぐり、世界一流の科學技術(shù)革新センターと人材育成拠點を構(gòu)築するよう奨勵?支持する。

AIは未來をけん引する戦略的な技術(shù)、産業(yè)の変革を促す中心的な駆動力だ。これについて、杭州はプラットフォームを設置し、プロジェクトの育成、人材の導入を行い、さらに1000萬元（1元は約15.6円）クラスの資金により同産業(yè)の発展を促進する。

「若干の政策」は、杭州市重大科學技術(shù)革新プロジェクトの中にAI特別プロジェクトを設立し、企業(yè)?事業(yè)機関によるキーとなるコア技術(shù)の研究を支持するとした。プロジェクト研究開発費の20％、最高500萬元という基準で補助を行う。同時にAI応用シーンの形成を支持し、投資総額1500萬元以下の一般プロジェクトに対して最高300萬元の資金援助を行う。投資総額1500萬元以上の重點プロジェクトに対しては1000萬元までとしている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年12月2日