初めて無料WiFiサービスを提供する高速列車「和諧號(hào)」が今月6日、杭州東駅から発車した。高速列車でのWiFiサービスカバー範(fàn)囲がさらに拡大され、旅客は今後、高速インターネットを利用して動(dòng)畫を見たり、モバイル環(huán)境で事務(wù)処理をしたりでき、一層快適に旅をすることができるようになる。

中國(guó)の高速列車のWiFiシステム構(gòu)築と運(yùn)営を行う唯一の主體である國(guó)鉄吉訊科技有限公司（以下「國(guó)鉄吉訊」）が提供する無料WiFiサービスは、既に中國(guó)全土を走る高速列車「復(fù)興號(hào)」をカバーしている。同社によると、和諧號(hào)へのWiFiシステム搭載業(yè)務(wù)が急ピッチで進(jìn)められており、2020年末をめどに、數(shù)百編成に搭載される計(jì)畫という。

和諧號(hào)のWiFiに接続するためには、無線LAN機(jī)能をオンにしておく必要がある。その後、「高鉄WiFi」に接続して、アプリ「掌上高鉄」をダウンロードするか、微信（WeChat）のミニプログラム「掌上高鉄」を使うかして、簡(jiǎn)単な登録を済ませると、インターネットを利用できる。

國(guó)鉄吉訊は今後、高速鉄道のWiFiと5Gの応用を融合させる計(jì)畫だ。広深港高速鉄道、魯南（日蘭）高速鉄道など、5Gネットワークが全面的にカバーされている第一陣の鉄道路線において、同社は今後、車內(nèi)におけるマイクロ基地局の設(shè)置と運(yùn)営を擔(dān)當(dāng)し、高速鉄道を利用する旅客に無料の高速インターネットサービスを提供する予定となっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年12月6日