山東省済南市政府が31日に明らかにしたところによると、中國科學(xué)技術(shù)大學(xué)、科大國盾量子技術(shù)股フン有限公司（フンはにんべんに分）、済南量子技術(shù)研究院が共同開発した世界初の移動可能な量子衛(wèi)星地上ステーションが30日午後11時31分44秒に済南市で、量子科學(xué)実験衛(wèi)星「墨子號」との連結(jié)に成功した。これは中國の量子分野における技術(shù)革新?応用の重要な進(jìn)展を意味する。新華網(wǎng)が伝えた。

中國は長い間にわたり量子暗號通信分野で世界の先頭に立っている?！改犹枴工?016年8月16日に打ち上げられ、世界に先駆け量子パスワード伝送などの3つのキー技術(shù)の研究を展開し、2017年9月29日に世界で初めて北京?ウィーン（オーストリア）間の大陸間量子暗號通信動畫通話を?qū)g現(xiàn)した。

「墨子號」は地上から500キロ離れている。量子衛(wèi)星地上ステーションは30日午後11時31分44秒に自動捜索により、「墨子號」との連結(jié)を正確に実現(xiàn)した?！改犹枴工线B結(jié)後、パスワード伝送が可能だ。済南の地上ステーションが受信後、パスワード実験を?qū)g施できる。連結(jié)には8分近くかかり、順調(diào)に成功した。

天地一體化量子通信ネットワークのカギとなる一環(huán)である、國家量子暗號通信中堅ネットワーク「京滬幹線」が完成した。全線の総延長は2000キロ余りで、すでに動畫會議や交通銀行、工商銀行、アリババの信用情報の暗號伝送などにおける応用モデルを?qū)g現(xiàn)している。

済南量子通信試験ネットワークはすでに「京滬幹線」への接続に成功し、中國広域量子通信ネットワークの重要な構(gòu)成部分になっている。これを踏まえた上で建設(shè)された「墨子號」量子衛(wèi)星済南地上ステーションは、量子パスワード伝送などの関連技術(shù)の研究を展開する。さらに済南ネットワーク、黨政専用ネットワークなどの都市部ネットワークとつながることで、行政?金融?教育などの需要を満たし、「量子＋」応用モデルの新たなプロジェクトを構(gòu)築する。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年1月2日