中國地震局が14日に明らかにしたところによると、國際地球電磁気超高層物理學(xué)協(xié)會(huì) （IAGA）は2020年元旦を前に、次世代國際標(biāo)準(zhǔn)地球磁場モデル「IGRF-13」を発表した。同モデルは米國、英國、フランス、デンマーク、ドイツ、ロシア、中國など12の入選モデルの計(jì)算によって得られたもので、「張衡1號(hào)」衛(wèi)星のデータも使用された?？萍既請?bào)が伝えた。

中國地震局地殻応力研究所チーフエンジニアを務(wù)める「張衡1號(hào)」衛(wèi)星プロジェクト首席科學(xué)者の申旭輝氏によると、同衛(wèi)星は2018年の年初に順調(diào)に軌道上に打ち上げられ、安定的に飛行し、中國の第1弾となる完全に獨(dú)自の知的財(cái)産権を持つ世界地球磁場などの観測データを初めて取得した。同衛(wèi)星の打ち上げから2019年9月までの19カ月のデータを利用し、地球磁場の內(nèi)因性?外因性フィールド及び磁場長期変化項(xiàng)目を総合的に検討し、球面調(diào)和分析方法を利用し、最大展開係數(shù)が15の國際地球磁場モデル「CSES-IGRF 2020.0」を試行構(gòu)築した。

世界の同業(yè)者の評価を経て、同モデルはIGRFモデリングの精度面の條件を満たし、IGRF-13に正式に入選した。IGRFが更新を開始してから1世紀(jì)以上にわたり、中國の科學(xué)者が筆頭となり作成した國際地球磁場モデルが採用されたのはこれが初だ。これは中國のデータを用い作成された現(xiàn)在唯一の國際地球磁場モデルであり、今回入選した12のモデルのうち歐州宇宙機(jī)関のSWARM衛(wèi)星のデータを使用しなかった唯一のモデルでもある。

國際地球磁場フィールドは、地球の主な磁場及びその変化を説明するため用いられる。同モデルは1900年より5年毎に更新されている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年1月15日