中國が研究開発した衛(wèi)星のうち、打ち上げ重量が最も重く、技術(shù)水準(zhǔn)が最も高い高軌道衛(wèi)星である「実踐20號(hào)」が1月5日、所定の軌道到達(dá)に成功した。同衛(wèi)星は中國航天科技集団有限公司第5研究院が研究開発の総責(zé)任を擔(dān)う「東方紅5號(hào)」衛(wèi)星マルチミッション?プラットフォームのうち、初めて打ち上げられた試験衛(wèi)星となる。中國が獨(dú)自に研究開発した新世代大型対地同期軌道衛(wèi)星プラットフォームである「東方紅5號(hào)」衛(wèi)星マルチミッション?プラットフォームに対して、全面的な軌道検証を行う。新華社が伝えた。

現(xiàn)在、衛(wèi)星はすでにトランスファ軌道の変更を完了し、「東方紅5號(hào)」プラットフォームの主要キーテクノロジーに対する検証を行っている?！笘|方紅5號(hào)」プラットフォーム初となる衛(wèi)星は所定の軌道到達(dá)に成功し、今後も引き続き軌道での試験や検証を展開していく。

「実踐20號(hào)」衛(wèi)星が所定の軌道到達(dá)に成功したことは、「東方紅5號(hào)」プラットフォームの検証において重大な飛躍的進(jìn)歩を遂げたことを示すものであり、中國の衛(wèi)星が世界の一流通信衛(wèi)星の仲間入りを果たしつつあることを意味している。中國航天科技集団有限公司第5研究院のチーフエンジニアで、「東方紅5號(hào)」プラットフォームの総指揮を擔(dān)當(dāng)する周志成院士によると、中國の現(xiàn)役「主力製品」である「東方紅3號(hào)」や「東方紅4號(hào)」と比べ、「東方紅5號(hào)」プラットフォームは重量や出力、軌道壽命などキーとなる性能指標(biāo)も飛躍的に向上しており、中國の大型衛(wèi)星プラットフォームの系図における空白を埋め、今後20年間の大容量衛(wèi)星応用ニーズを満足させることができるという。 （編集AK）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年1月6日