三星堆博物館に展示されている青銅大立人。（畫像は三星堆博物館が提供）

四川省徳陽(yáng)広漢市の三星堆博物館が23日から一般開放を再開した。今年12月31日まで、中國(guó)全土の醫(yī)療従事者は、身分証明書と、醫(yī)師や醫(yī)師補(bǔ)佐、薬剤師、看護(hù)師、醫(yī)療技師などに従事していることを示す証明書を提示すれば、無(wú)料で入館できる。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

最近、約3000萬(wàn)元（1元は約15.5元）を投じてリニューアル工事が行われた総合館は同日から一般開放された。総合館では三星堆遺跡で発掘された貴重な考古遺物が展示されている。例えば、青銅大立人像の左右には、金面、金の杖が展示され、銅神樹と「競(jìng)演」して神秘的なムードを放っている。また、これまであまり一般公開されることはなかった殷（紀(jì)元前17世紀(jì)頃-紀(jì)元前1046年）の時(shí)代の祭山玉璋も展示されており、五大國(guó)寶の揃い踏みが実現(xiàn)している。その他、総合館はマルチメディア技術(shù)を駆使し、3Dアニメーションを通して、三星堆の古城の規(guī)模、都市の配置、建築の過(guò)程などを紹介するほか、青銅大立人の服飾や造型、手の形の謎に迫り、金杖を畫像化して説明している。

三星堆博物館に展示されている大型銅神樹。（畫像は三星堆博物館が提供）

総合館のほか、文化財(cái)保護(hù)センター臨時(shí)展示ホールや三星堆博物館景區(qū)も一般公開されている。文化財(cái)保護(hù)センター臨時(shí)展示ホールにおける特別展「三星堆発見(jiàn)：三星堆と巴蜀考古」は8月30日まで開催が延長(zhǎng)される。一方、青銅館は5月中旬まで閉館してリニューアルが行われている。

混雑を避けるため、三星堆博物館は1日當(dāng)たりの來(lái)場(chǎng)者數(shù)を2000人以下に制限すると同時(shí)に、団體客の受け入れと、ガイドによる案內(nèi)サービスは當(dāng)面停止する。入場(chǎng)券は販売窓口かオンラインプラットフォームを通して、実名制で購(gòu)入することができる。來(lái)場(chǎng)者は入館前に、體溫測(cè)定、実名登録、身分証明書や戸籍謄本などの提示、健康コードのスキャンなどを行い、入館中はマスクを著用していなければならない。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年3月25日