26日早朝、在日本中國(guó)大使館は、北海道札幌市の市民から送られて來たポストカードを受け取った。そこには、日本語で、「中國(guó)が自國(guó)も困難な狀況下で、私たちにたくさんのマスクを寄贈(zèng)してくれたことにとても感謝している。私は病院に勤めており、マスクは本當(dāng)に助かる。中國(guó)の皆さんに感謝を伝えてほしい！」と書かれていた。新華社が報(bào)じた。

NHKの統(tǒng)計(jì)によると、日本時(shí)間26日午前11時(shí)の時(shí)點(diǎn)で、日本の新型コロナウイルス感染者は延べ1313人に達(dá)した。また、東京都の感染者が増加しており、小池百合子?xùn)|京都知事が記者會(huì)見で、「感染爆発の重大局面」と強(qiáng)い危機(jī)感を示した。

中國(guó)が新型コロナウイルスとの闘いに奮闘している際、日本の各自治體や市民団體が続々と援助の手を差し伸べた。そして、今は日本が、感染拡大を食い止めることができるかの重要な局面を迎えており、自分のことのように感じた中國(guó)の政府や國(guó)民が積極的に援助の手を差し伸べている。

例えば、在日本中國(guó)大使館や遼寧省大連市政府は和歌山県に消毒液や醫(yī)療用マスク、醫(yī)療用防護(hù)服、手袋などを寄贈(zèng)した。それら醫(yī)療物資や衛(wèi)生用品は主に醫(yī)療機(jī)関や老人ホーム、學(xué)校などに配布された。自民黨の二階俊博幹事長(zhǎng)は和歌山県庁で行われたセレモニーで、「とても感動(dòng)しており、深く感謝している」とし、「中國(guó)が友情の手を差し伸べて、私たちがウイルスとの闘いに勝利できる大きな自信を與えてくれている。日中両國(guó)は手を攜えてこの困難を乗り切ることができるよう取り組む」と語った。

17日、高知県宿毛市の市役所に中國(guó)から送られてきた荷物が屆いた。中にはマスク200枚がぎっしりと入っていた。送り主の洪喆さんは早稲田大學(xué)に留學(xué)していた2018年秋に、同市が中國(guó)人留學(xué)生を受け入れる実習(xí)プロジェクトに參加した。わずか數(shù)日だったものの、漁村の人の手作り料理やネオンも騒音もない山奧での生活は、留學(xué)中で最も印象に殘っていることの一つという。そして最近、高知県で感染者が出たことを知り、宿毛市企畫課に「マスクを送りたい」とのメールを送信した。日本メディアのメールでの取材に対して、洪さんは「十分な量ではないが、少しでも役立ててほしい」としたほか、「優(yōu)しくしてくれた宿毛の人に恩返しをしたかった」と続けた。

25日、中國(guó)人民対外友好協(xié)會(huì)は兵庫県に消毒液などの衛(wèi)生用品を寄贈(zèng)した。同協(xié)會(huì)の李小林會(huì)長(zhǎng)は、井戸敏三兵庫県知事宛ての手紙の中で、「中國(guó)がウイルスと闘っている最も困難な時(shí)に、兵庫県の人々が貴重な援助をしてくれたことを忘れない」と綴っている。それに対して、井戸県知事は感謝を示し、「県內(nèi)の介護(hù)施設(shè)等に配布し、新型コロナウイルス感染癥の拡大防止に活用する」とした。

中國(guó)の企業(yè)界や映畫界の人々も続々と行動(dòng)を起こしている。例えば、馬雲(yún)公益基金會(huì)や阿里巴巴（アリババ）公益基金會(huì)、華為（ファーウェイ）、北京兆泰集団などが日本に大量の醫(yī)療物資や衛(wèi)生用品を寄贈(zèng)した。

愛知県豊川市は2月初めに、友好都市の中國(guó)江蘇省無錫市新呉區(qū)にマスク4500枚と防護(hù)服などの醫(yī)療物資や衛(wèi)生用品を寄贈(zèng)した。そして最近、豊川市で感染者が確認(rèn)され、マスク不足が深刻になっていることを知った新呉區(qū)は今月24日にマスク5萬枚を緊急調(diào)達(dá)し、同市に寄贈(zèng)した。この「マスクの10倍返し」を、日本の各メディアが一斉に報(bào)道し、日本のネットユーザーが感謝を示す聲を続々と上げた。

互いに見守り助け合い、共に困難を乗り切らなければならない。共にウイルスと闘った今回の経験により、中國(guó)人と日本人の相互理解や友好感情が一層深まり、中日友好の新たなページが刻まれるに違いない。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年3月27日