新型コロナウイルス感染癥は公衆(zhòng)安全及びバイオセーフティ上の危機(jī)として全世界を席巻し、負(fù)の影響をもたらしているのと同時(shí)に、客観的に見(jiàn)て別の一面も持っている。それは感染防止?抑制の必要性が世界と地域の公衆(zhòng)衛(wèi)生協(xié)力を後押ししており、ひいては地域さらには地域を跨ぐ意義を持つ安全保障協(xié)力メカニズムの構(gòu)築を始動(dòng)させるということだ。この一面において、東アジア各國(guó)間の連動(dòng)と協(xié)力は代表的なものだ。（文：楊育才?國(guó)防大學(xué)教授。環(huán)球時(shí)報(bào)掲載）

今回の新型コロナウイルス感染癥の危機(jī)の規(guī)模と狀況の厳しさは、今世紀(jì)初めに國(guó)際テロリズムの脅威が顕在化して以來(lái)の新たな節(jié)目となっており、さらには危機(jī)の影響の広範(fàn)性と深刻性のために量的変化の蓄積を終えて、質(zhì)的変化という転換點(diǎn)を迎えている可能性が高い。今回東アジア地域では中國(guó)、日本、韓國(guó)がいずれも重度の影響を受けた。國(guó)家間の共通の危機(jī)とそれへの対応過(guò)程における相互支持?協(xié)力が、二國(guó)間または多國(guó)間の関係改善を過(guò)去なかったほどに牽引しており、これは長(zhǎng)期的志向の地域の安全保障協(xié)力の構(gòu)築を後押しするうえでプラスだ。

総合安全保障と共通の安全保障の形成という新しい時(shí)代のニーズから見(jiàn)ると、新型コロナウイルスとの戦いは必然的に包括的な非伝統(tǒng)的安全保障協(xié)力の発展につながり、さらに地域全體の安全保障システムの変化を後押しし、新たな安全保障メカニズムの構(gòu)築を後押しする。域內(nèi)各國(guó)の共通利益にかなうあらゆる要素が保持され、時(shí)代後れな、域內(nèi)各國(guó)の共通利益にならないあらゆる要素が最終的に淘汰されるだろう。東アジア諸國(guó)間には最も緊密な経済的?社會(huì)的?歴史的結(jié)びつきがある。地域の共通利益の発展はこうした國(guó)々に共通の発展?安全上の難題と向き合い、この地域に屬する統(tǒng)合ビジョンをまとめるよう求めている。このプロセスはすでに遅らせられて余りにも久しい。また、まさにそうであるからこそ、我々は今回の新型コロナウイルス感染癥の流行以來(lái)、危機(jī)的狀況の下で域內(nèi)各國(guó)間に友好的相互支援が実現(xiàn)し、全ての國(guó)々が感染防止?抑制の取り組みをしっかりと行うと同時(shí)に、この危機(jī)を捉えて、域內(nèi)各國(guó)間の関係の良好な連動(dòng)を後押ししているのを目にしているのである。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年4月2日